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<新米ママの限界>生後3カ月の赤ちゃんのお世話にヘトヘト。イライラする自分が許せない、助けて!

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生後間もない赤ちゃんのお世話は本当に大変ですよね。経験があるからこそ、その大変さを痛感するわけで。だから先輩ママたちは、新米ママの悩みや苦しみになんとか寄り添えないかと考えるのかもしれません。

『生後3カ月半になる赤ちゃん相手にイライラしてしまう。もうムリ、気が狂いそう。魔の3カ月なのかギャン泣きがヒドい。朝も昼も夜もギャン泣き。抱っこしないとまたギャン泣き。腱鞘炎は悪化するし肩はバキバキでツラい。完ミだけど全然間隔があかないから休めるときがない。支援センターや実母、友人などに相談しても適当にあしらわれたりマウントをとられたりで本気でしんどいよ』

言葉の端々から相当しんどい状況で子育てをしている、そのような苦しみがにじみ出ています。この投稿を見た何人かのママたちからは、「赤ちゃんのお世話を代わってあげたい」「ママを休ませてあげたい」といった声がいくつも届いていました。筆者もいろいろなことが許すのであれば、1日でも数時間でもいいので、赤ちゃんを見ていてあげるので、ママを休ませてあげたいと本気で思いました。しかし実際はなにかしてあげることは難しいわけで。せめて何か言葉をかけてあげることはできないものでしょうか。

生後3カ月のワンオペ育児、ツラいよね……

第一子の子育てに奮闘中の投稿者さん。慣れない子育てに、体も心も相当疲弊しているようです。しかも平日は基本ワンオペ。これは体力的だけではなく精神的にもなかなかしんどい状況になっていそうです。

一生懸命頑張るけれどうまくいかない

3カ月ごろといえば、まず体重が増えてきて抱っこがきつくなる。なのに抱っこをしていないと寝ない・ぐずる。子どもにもよりますが、まだあまりまとまって寝てくれないのでママの睡眠時間が確保しにくい……など、あげるとキリがないですよね。そのような大変な育児のなか、わが子のためにできることはないかと「ネントレ(ねんねトレーニング)」などに挑戦する投稿者さん。さらには産後うつの診断を受けても赤ちゃんのためにできることはないかと一生懸命頑張っているのだそう。こんなに頑張っているのだから、そりゃあ寝不足や蓄積疲労からくるイライラがどうにも抑えられないのも当然です。

こだわりの強い赤ちゃんのお世話はさらにキツい

ベビーカーに乗せたら眠ってくれるけれど、動かし続けていないと起きてしまう。横抱っこはイヤがるので縦抱っこでいるしかない。寝てもすぐ起きてしまうのでずっと抱っこしっぱなし。ギャン泣き・グズグズがはじまると「またか……」とずっと抱っこしておかなければならなかったり、外に出て気分転換をさせないといけなかったりでキツそうです。

平日ワンオペ育児の孤独感

旦那さんに相談をしてみても、「自分はできる限りのことをしている、お前の堪え性がないからだ」などと血も涙もないような言葉が返ってくると話す投稿者さん。「お前がダメだから、他のお母さんみたいになれない」とまで言われてしまうのだそう。これではママの自己肯定感も下がってしまいます。さらには、平日は常に赤ちゃんと二人っきりのワンオペ育児でとにかく孤独。このような状況で、ママがイライラしないほうが嘘ですよね。

頑張る新米ママへのアドバイス

正直なところ、投稿者さんは頑張りすぎです。どこかで息抜きをしないと本当に爆発してしまいそう。もしくはポキっと心が折れてしまわないか心配です。ではどうすればいいのか。ママたちからの声や筆者の体験談などを元に、新米ママを救うためのアドバイスを紹介します。

もっと楽に子育てをしよう

赤ちゃんのために何ができるか。常に考え続け行動しようとしている投稿者さん。その頑張りはとても評価できることですが、ママが追い詰められている状態になっていないでしょうか。心や体が悲鳴をあげていませんか? この時期の赤ちゃんのお世話は、どう考えても大変すぎると多くのママたちが口を揃えて話しています。ですから、赤ちゃんの様子を伺いながら、問題なさそうなら少しぐらい泣かせたままにしてもいいんですよ。赤ちゃんが泣き出したらすぐに近づかず、心のなかで数秒数えてから行動開始をしてみてください。このような些細なことの積み重ねが、ママの心を少しでも楽にできるかもしれません。

ママの代わりを誰かに頼む

投稿者さんの家庭環境では、旦那さんや両親などに赤ちゃんを頼んで休息を取ることはなかなか難しいそうです。それならば、ベビーシッターや市区町村の保育所などで行われている一時預かりなどを利用してはいかがでしょう。赤の他人で、赤ちゃんのお世話のプロにお願いすることは、ママの気持ちを楽にしやすいかもしれませんね。わが子の世話を他人に見てもらうなんてと頑張り屋のママさんは思うかもしれませんが、赤ちゃんだって環境が変わることで気分転換できるかもと考えてみるのはいかがでしょう。

旦那や親などへの頼み方を研究する

赤ちゃんが快適に暮らせるように、あれやこれやと調べて行動できるママであれば、旦那や親などへの頼み方を研究することもできるのではないでしょうか。しんどいときはついつい「どうすればいい?」「どう思う」と他者に答えを求めがちですが、明確に「〇日の13時~15時まで病院へ行くので赤ちゃんのお世話をお願いします」などとお願いしてみるのはどうでしょう。少しだけでも休みたいので実家へ行っていいかなど、具体的になにをしてほしいかを話せれば、相手も歩み寄りやすくなりそうですね。

リアルよりもネットで「仲間」を見つけてもいい

リアルの友人に相談しても、マウントを取られてしまいキツイと話していた投稿者さん。もうそうなったら、ネットのなかで仲間を見つけてはいかがでしょう。SNSやブログなどで同世代・同月齢の子育てをしているアカウントを見つけてチェックしてみる。そうすることで、考えつかなかった子育てのアイデアや、同じ苦しみをわかち合える共感と出会えるかもしれません。オンラインからオフラインにつながるママ友関係などもありますので、ネットを上手に使ってママ自身が孤独にならないようにもしてみましょう。

とにかく肩の力を抜いて!

赤ちゃんが小さいうちは、どうしてもママは孤独になりがち。しかし旦那さんや両親などに加え、ネットのなかで出会える仲間などとうまく付き合いながら、子育てを少しでも楽にしていきませんか? 子育ては100点満点でなくていいのです。よくて70点ぐらい、別に50点だって構いません。ダメかどうかの答えはすぐには出ませんから、肩の力を抜いて、気楽にトライアンドエラーを繰り返しながら赤ちゃんと接していきましょう! そうすることで今のしんどい状況が突然好転するかもしれませんよ。

赤ちゃんは意外にママの心の動きを察知しているかもしれません。だからこそ、「私が頑張らなきゃ」と肩肘張りすぎず、「失敗してもいっか~」とか「なんとかなるなる」と自分に暗示をかけてあげてください。これからの長い子育てで、この暗示が役立つ機会は結構あります。ぜひ試してみてください。

文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・マメ美

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