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<孫は平等に!?>負担は私の親ばかり!根底にある問題は……「夫婦のバランス」!?【第3話まんが】

前回からの続き。最近のお話です。私(ミカ)は時短勤務をしながら、保育園に通うリク(4才)とトウマ(2才)を育てています。夫のテッペイは仕事が激務のため、週末くらいしか子どもたちと触れ合う機会がありません。近所に住む母に手伝ってもらいながら、私はなんとか仕事と家事と育児をこなしています。いつもフォローしてもらっていることへの感謝もあり、私は実家の両親を子どもたちの運動会に呼ぶことにしました。しかし夫は「普段子どもたちと触れ合っていないウチの親を呼ぶべきだ」と主張して譲りません。
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しばらく沈黙が続きましたが、私も折れることにしました。「それぞれ1名ずつ呼ぶことにしましょう。観覧人数は4名よね? 私とあなた。あとはウチの実家とあなたの実家からそれぞれ1名ずつ」

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「冬には発表会があるし。きっとそれも4名だろうから、今回来られなかった人はそっちに来てもらえば平等じゃない?」私がそう譲歩しても夫は全く折れません。「ミカの親がなんで行事にまでしゃしゃり出てくるんだよ。普通譲るだろ? ウチの親は何もないんだぞ。両家にとって、孫は平等だろ?」カチンときた私は、つい声が大きくなります。「だったらあなたがウチの親に断りの電話を入れなさいよ!」
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「あなたから電話しなさいよ。いつも子どもたちと妻がお世話になっていて申し訳ないのですが、今度の運動会はウチの親が来たいって言っているので諦めてください、って……。だったら譲るわよ」そう言うと、夫はお風呂に逃げ込んでしまいました。

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私はリビングに飾ってあった、義両親と子どもたちの写真を見つめます。そりゃ義両親と比べてウチの親の方が、子どもたちと会う回数は多いのは事実です。けれど、それはあくまでも「育児のフォローのため」であり、足腰が悪い義両親にそれを頼むことは難しいからこそ、今の形に落ち着いているのです。
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かといって夫が休日、自分から子どもたちを義両親に会わせに連れて行ったりはしません。懐かせる努力をしていない夫の自業自得のような気がします。けれど写真にうつる義両親の笑顔を見ていると、少しだけ胸が痛みました。義両親も良い人たちなのです……。

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私も夫も、それぞれの親に子どもの成長を見せてあげたいと思っている気持ちは同じでした。だからこそ熱くなりすぎてしまい、譲れない気持ちが出てきてしまったのです。けれど冷静に考えてみると今回の問題の根底には、私たち夫婦の「日々の生活の回し方」があるんじゃないか……私はそう思いはじめました。

【第4話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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