2024/02/25

＜まさか実の母親が＞実母が嫌な義母になっていてお嫁さんが可哀想。実子としてできることは？

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実の母親のことは子どもの頃から見ているので、こういう人というイメージがあるものです。ママたちにとっては嫌な面があまりないとしても、義きょうだいからすると嫌な義母に見えてしまうこともあるかもしれませんね。ママスタコミュニティのあるママから、こんな質問がありました。

『実母を見ていると、嫌な義母になっているかもしれないと思うことはありますか？』

自分にとっての実母は、自分やきょうだいの結婚相手からすれば義母になります。対応を見ていると、なんだか嫌な義母だなと思えてしまうことがあるかもしれません。例えばお嫁さんと姑の間に確執があって、トラブルに発展することもありますよね。その背景には、義母の言葉や態度が原因になっていることもあるでしょう。ほかのママからもこのような意見が寄せられています。

実母の言葉がお嫁さんにはキツく聞こえているかも

『いくらよい母でも、生まれも育ちも違うお嫁さんに対する感情は違うと思う。同じことを娘や息子に言ってもあまり気にならないけれど、お嫁さんはそうはいかないよね。素直に意見を曲げて受け取る場合も。逆もまたしかりだけれど』

ママにとっては優しくて素晴らしい母親だとしても、きょうだいの結婚相手からするとそうではなくなる場合もあるようです。お互いに育った環境も違いますし、性格の違いなども関係してくるのでしょう。また義母という立ち位置になると、なんとなく近づきがたいという印象を持たれることも。実の子どもに普通に言っていることでも、お嫁さんに言うと意地悪に受け取られてしまうこともあるかもしれません。

実母が嫌な義母になっていく。どんな風に変化する？

口を開けば悪口

『人の悪口ばかり言っている』

人の粗を探して悪口ばかりを言うようになった実母。人の悪口は、聞いている方も気分が悪くなるものですから、言わないでほしいと思うものですね。ひょっとしたらお嫁さんの悪口を言うこともあるのかもしれません。もし本人の耳に入ったら関係性が悪くなってしまうので、それも心配の種になってきますね。

自分の非を認めない・自己中

『自分は悪くないと思っている。私は姉妹だから母に嫁はいないけれど、うちの旦那は嫌っている』

『うちには男兄弟がいないから実母がお嫁さんの義母にならなくてすんで、本当によかったと思う。実の娘でもウンザリなのよ。自分がやりたいことを周りの負担を考えずに絶対に実行するもん』

もし自分に非があったとしても、それを素直に認めないと周りから嫌われてしまうこともあります。ほかの人に責任を押し付けてしまうと、自分の行いを正すことができずにまた同じ過ちを繰り返すことになってしまいますね。自分のことしか考えない人とは、身内であってもあまり関わりたくないと思ってしまうかもしれません。こちらのママたちの場合は義姉妹はいないとのことですが、ママの旦那さんから実母が嫌われてしまったり、ママ自身が実母にウンザリしてしまっているようです。

デリカシーがない

『兄嫁が可哀想。私がいるときは兄嫁をフォローするけれど、いないとズカズカ言っていると思う。今年の正月は、年始の挨拶にきた兄嫁に対して「あら嫁ちゃん、白髪が目立つね。年内に美容院に行かなかったの？　何で？　普通はキレイにするものよ！」と言っていた』

自分が思ったことを後先考えずに言ったり行動に移したりすると、他の人に大きな迷惑がかかることも少なくありません。また人間関係を考えると、相手に言わない方がよいこともたくさんあるなかで、それをズバッと言ってしまうのは嫌われる原因に直結してくるでしょう。相手の気持ちを考えられなくなると、多くの人から嫌がられる存在になってしまう恐れがあります。

実母を叱るのが子どもの役目では？

『実母をきつく叱ることはないの？』

義母が義妹や義姉に対して失礼なことをしたら、それを叱って正せるのは実の子だけではないでしょうか。その場で注意をしないのか？　と言う意見もあります。

『長兄家族が親と同居してくれていたけれど、実母の悪態で別居。義姉に申し訳なくて次兄と私で頭を下げてきちんと謝罪した。私も次兄も何度も実母を叱りつけて注意してきたけれど、本人は悲劇のヒロインきどりだった』

実母の態度が悪く義姉にも嫌な思いをさせてしまったために、実母をきつく叱った人もいます。しかし肝心の実母は自分が叱られている理由を考えないだけではなく、自分の方がひどい目にあったと訴えたようですね。実母の性格にもよりますが、子どもがきつく注意したとしても、素直に聞き入れてもらえないケースも少なくないのでしょう。

実母を反面教師に、嫌な義母にならないようにしたい

実母を見ていると、義姉や義妹に対して失礼なことを言うこともあるのでしょう。関係性が悪化する前に、実の子どもから注意をするのがよいのでしょうけれど、素直に受け入れてもらえないこともあるようです。実母には実母なりの考えがあり、それを曲げるのが嫌なのかもしれませんね。実母が嫌われてしまうのは実の子としても避けたいですが、下手に注意するとそれに抵抗してさらに嫌な義母になってしまう恐れもあります。実の親とはいえ、注意の程度を考える必要はありそうです。
ただ、実母を見て「こうなりたくないな」と思うようなことがあれば、それは反面教師として取り入れることはできそうです。相手の気持ちに寄りそったり、相手の喜ぶことができたりする素敵な義母になれるとよいですね。

文・こもも　編集・みやび　イラスト・よし田