2024/01/06

＜誰が非常識？＞【後編】義実家＆親戚の旅行に「車で行きたい」と言ったら義姉に「謝れ」と言われた

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前回からの続き。投稿者さんは義家族親戚一同での旅行に参加することになりました。その人数はなんと20人強。旅行先は往復6時間、大人数での移動になるため貸切バスを利用するとのことです。しかし、2歳と5歳の子のママである投稿者さんは「現地集合・移動は自家用車」を希望しています。ママスタコミュニティのママたちからは「旅行自体を拒否してもいい」「お金がかかっても自家用車で行ったほうがいい」などの声が相次ぐなか、投稿者さんからさらなる続報が届きました。

『旅行の予約は義姉がするので、夫が義姉に「子どもも暴れて疲れるし、ウチは自家用車で行きたい」と言ってくれた。すると「それなら直接実家に行って謝って！」と言われたらしい。ウチの家族だけ別行動するのは、非常識なことらしい』

旦那さんが義姉に移動は自家用車で行きたい旨を伝えたところ、義姉からは「自分たちで義両親に謝罪して」「直前に変更するのは非常識」と言われてしまったようですね。この報告にママたちからは怒りの声があがることとなりました。

義姉、ウザすぎるよ

『義姉ウザすぎる。2度と行きたくないね』

投稿者さんたち家族に、非常識だから義両親に直接謝罪しろと言い放った義姉に対し「ウザすぎ」とコメントしたママたち。予約などをしていた義姉からしてみると、直前で予定を変更されるのは困ってしまうのかもしれません。しかし元を辿れば今回の旅行プランなどは、投稿者さんには知らされていませんでした。勝手に決められてしまったプランに対し、自分たちの希望を伝えることは、はたして非常識なのでしょうか？

非常識なのはどっち？

『「みなさんに迷惑かけるから自家用車で行きたい。それがダメなら行けない」と言う。小さい子や赤ちゃんもいる家庭もあるのに、この寒い時期に大人数での旅行を計画する人たちの方が、ワガママで非常識だと思うよ』

今回の旅行では投稿者さん一家のほかにも、小さいお子さんが参加する家庭もあるのだそう。なかには投稿者さんと同じように「貸切バスはちょっと……」と戸惑う声もあったようですが、最終的には貸切バスを利用することに合意したそうです。ひょっとしたら、投稿者さんたちのように自家用車を提案してみたけれど「非常識だ」と一蹴されてしまった可能性もありますよね。
筆者からみても、自分たちの一存で旅行プランを立てた義両親、参加者に確認もせずに予約まで入れた義姉たちのほうが非常識に感じられました。

いっそ嫌われてみては？

『もう嫌われていいんじゃないの？　ハッキリ断ってしまいなよ。嫌われて誘われないくらいになったほうがいいじゃん』

投稿者さんはもともと旅行に乗り気ではなかったものの、旦那さんの立場も考えて参加を決断しました。しかし投稿者さんの希望を非常識とみなされてしまうのであれば、いっそのこと「旅行は不参加で」と言ってしまえばいいとのコメントもあがりました。その結果、義両親たちから嫌われることとなったとしても今後は誘われなくなるのなら、逆にラッキーとも捉えられますよね。これまでにもお子さんのアレルギーへの理解がなかったりと、身勝手な行動が目立った義両親ですからこれを機に関係を疎遠にしてしまうのも手かもしれません。自分にとってストレスになる相手と距離を置きたいと思うのは、当然ともいえるのではないでしょうか。

子どもたちの気持ちも大事

『しんどいのはわかるけど。私の母が父の親戚との付き合いが苦手だったから、私は父方のいとこたちと距離があって寂しかったのを思い出した』

義両親や義姉に怒りの声があがるなか、子どもの立場でのコメントも寄せられました。こちらのママは子ども時代、実母が義家族との親戚付き合いに消極的だったため、父方のいとこたちとの距離を感じていたと言います。今回の旅行に限らず、今後、冠婚葬祭などの親戚一同が集まる機会は何度かあるかもしれません。その際、義家族と疎遠だと余計に居心地の悪い思いをしてしまうことも考えられます。お子さんも同年代の親戚と距離があるのは寂しいと思ってしまう可能性も。今後の親戚付き合いの濃度によっては、面倒でも旅行に参加したほうが無難な場合もあるのかもしれませんね。

貸切バスで行く親戚一同での旅行に、自家用車で行きたいと希望した投稿者さん。義姉からは「非常識だ」と謝罪まで要求されてしまいましたが、ママたちからは「非常識なのは相談せずに旅行計画を立てた義家族のほう」との指摘が相次ぎました。これまでも義両親の身勝手な行動で嫌な思いをしてきた投稿者さんですから、旅行自体を断ってそのまま疎遠になってしまうのも良いでしょう。ただ今後、義家族親戚との距離ができてしまうことで投稿者さんやお子さんがより肩身が狭くなってしまうようならば、今回は我慢して参加した方が良いのかもしれません。

いずれにせよ、投稿者さんやお子さんが安心できる環境が守られてほしいですね。

文・みやび　編集・荻野実紀子　イラスト・Ponko