<勝手に決める義母>母親を大事にしすぎ!マザコン……?「今回は行けない」伝えると?【中編まんが】
前回からの続き。わが家は4人家族。夫と中学生の娘ハルカ、小学生の息子コウと暮らしています。夫は誰にでも優しく、穏やかに接する人なのですが、義母に関しては特に弱いというか……反発できないんです。義家族とは頻繁に集まることはないのですが、年に何度か、参加必須の旅行や食事会といったイベントに誘われます。費用はすべて義母がもってくれるので大変ありがたい話なのですが、事前にこちらの予定を確認することなく、決まった日程を突然知らされるのです。今年の旅行では既にハルカには予定が入っていて……。
義父亡きあと、ひとりで暮らしている義母。そんな義母を思いやって、義母に優しく接するのはいいのですが、ちょっぴり度がすぎている気がしなくもありません。夫よ、私たちだってあなたの家族ですよね? 私たちへの思いやりはどこへ……?
「勉強道具を持っていくのはどうなの?」夫からの提案にハルカは「いや……うん……」と苦い顔をしています。旅行中に勉強なんて、なかなか難しいと思うのです。
「勉強なんていつでもできる」毎年夫がハルカに言っている言葉です。ただ当事者であるハルカがそういうのであれば納得できるのですが、実際に勉強をしていない親が言っていいことではないと思うのです。
「そうはいっても1年に1度くらいだろ? 俺らが無理してでも楽しむべきじゃないか」夫は折れる気はないようです。ハルカと2人でこれほどお願いしているのに、義母ファーストがすぎます。改めて「マザコン」の4文字が頭をかすめます……。
そんなとき、ちょうど義母から連絡の電話が……その内容は「なんかね、お兄ちゃんのお嫁さんが来れないって」というもの。私は驚きました。
旅行に参加するかしないかの議論をしていたとき、タイミングよく義母から電話がかかってきたのは運命ではないでしょうか。どうやら義兄の奥さんは旅行に来ないそうなのです。そりゃそうですよね。3週間後の旅行を勝手に決められて、ハイハイ参加しますと言えない人のほうが多いのではないでしょうか。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・春野さくら 編集・今淵凛