いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

<父と兄のモラハラ>金になる着物は妹所有!妹のくせに逆らいやがる……【第4話まんが:兄の気持ち】

前回からの続き。俺はタカヒロ。妻のエミと娘のルリと3人で、実家のすぐそばで暮らしている。できの悪い妹のチハルは、結婚して相手の実家の近くに住んでいる。母さんが死んであまり顔を合わす機会がなくなったが、ルリの成人式が近くなった頃、チハルが持っていた着物を「どうしても着たい」とルリが言い出した。しかしチハルは生意気にも頑なにそれを拒否して……?
4-1

エミがスマホを見ながら驚いていたので、どのくらいかと聞いてみると……。「多分……これくらいの値段はすると思う……」金額を見て驚いた。すぐに着物が現金だったら……と想像してみる。どうせチハルのことだから、売ってしまえばこちらのものだ。(うるさそうだから10万くらいなら諦め金として渡してやってもいいかもな。どうせこの着物の価値もわからず、母さんに買ってもらったものってだけで固執してんだろ……もったいねえ)
4-2

しかし1週間が経っても、チハルから着物が送られてくることはなかった。俺たちは手分けして、チハルに電話をしたが、一向に出る気配はない。チハルのくせに、俺のことを無視しやがって……「お前、どうなるかわかってるよなぁ?」留守電に何度もメッセージを残した。わかるまで言い続けてやる……。
4-3
どうせ最後には言うことを聞くんだから、早いうちに諦めればチハルも楽だろうに。なにを頑固になっているのか……。もしかして(アイツも着物を売る気なんじゃ……許さねえ……)俺はふつふつと怒りがわきでてきた。

4-4
チハルの持っていた着物が、こんなに上等なものだったとは知らなかった。そもそもこんなものはチハルには不釣り合いだ。いますぐ身分相応のものと交換してあげないと。何度連絡しても無視を続けるチハルに、俺はしびれを切らして会いにいくことにした。直接わからせてやらないと、優先されるべきは誰かを。いい加減大人なのだから、無駄な抵抗なんてしないで家族の言うことをちゃんと聞いてほしいもんだ。子どもみたいにワガママな妹を持つと兄は大変だよなぁ。

【第5話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・マメ美 編集・今淵凛

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

マメ美の記事一覧ページ

関連記事

<父と兄のモラハラ>お母さんごめん!「彼らは人生に必要?」ハッとした夫からの言葉【第5話まんが】
【第1話】から読む。 前回からの続き。私はチハル。昔から父と兄にはないがしろにされてきましたが、そんな私を守ってくれていたのは優しい母。母に仕立ててもらった成人式の着物は私の宝物です。ところが、母が...
<父と兄のモラハラ>幼少期からバカにされ続け……守ってくれた母。私へ成人式の着物【第1話まんが】
私は幼いころからずっと、父と兄にバカにされ続けてきました。それがいつからなのか、ハッキリとは覚えていません。けれど、私の成長とともに露骨になったのは覚えています。 大きくなっても、父と兄の見下し...
<母のフキハラ>世話好きの母「しっかり休みなさい」産後を実家で過ごす私、夫の訪問【第1話まんが】
最近の話です。私(リコ)は、先日第一子のカイトを出産したばかり。 夫のタカオは陣痛が始まったと聞いてすぐに駆けつけ、なんとか間に合い、2人で長男カイトの誕生を喜びを分かちあうことができました。 ...