<パパのせいで仲間ハズレ>「親の付き合いも大事」第三者のアドバイス。私の苦手分野【第4話まんが】
前回からの続き。息子のサトシが所属する小学校のサッカーチームは親の参加率が高いチームです。ある日、夫が父親同士の飲み会でケンカをして帰ってきました。夫は謝ったとはいいますが、そのケンカ以降、私はチームの保護者から避けられるようになり、サトシもチームメイトから仲間外れにされるようになったのです。藁にもすがる思いでOBママ・ヒロタさんにケンカの話を聞くと、夫は酔った勢いで「このチームは下手すぎる! 嫁と子どももそう言っている」と、とんでもない暴言を吐いていたのです……。
「でもね……ここまで付き合ってきた仲じゃない? サトシくんがそんなことを言わない子だっていうのは、みんなわかってはいると思うよ。練習は普通にできてるわけだし。ただ、旦那さんとのお付き合いは考えちゃうかな~」ヒロタさんはわが子へのフォローと、客観的な感想を伝えてくれました。
「まず謝って、それから事情を聞いたほうがよかったかもね」避けられていることはわかっていましたが、「まずは謝る」という対応は思い至りませんでした。
「サッカーに関しては夫に任せていたし……。私が逆の立場なら夫と距離は置いても子どもを仲間はずれにしないと思うし……」口にしながら自信がなくなってきました。私の対応もよくなかったのかもしれません……。
私は「サッカーをするのは子どもなのに、どうして親が密にコミュニケーションを取らないといけないのか」と思っていました。ヒロタさんの意見は正直腑に落ちない部分がありました。
私は人付き合いが苦手です。とくにママ友なんておっかなくて作る気にもなりませんでした。長男のサッカーチームが父親の協力なくしてはなりたたないようなチームなのをいいことに、私は親づきあいを夫に任せきっていたところがあります。私が日頃からほかの保護者との付き合いをうまくやっていれば、今ほど悪い状況になっていなかったかもしれません。
それでも親のイザコザで子どもたちにまで影響があるのは解せませんが、ヒロタさんの話にも一理あります。そこまで思い至らなかったことに気づき、私は考え方を変えることにしました。人付き合いは苦手ですが、サトシのためにもチームに参加して状況を変えたいと思いました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・春野さくら 編集・今淵凛