<過保護すぎて結婚NG?>「結婚は認めない!」息子の彼女と、いざ対面【第4話まんが:母の気持ち】
前回からの続き。私には2人の子どもがいます。娘のアカリは元気でたくましく、アカリと6つ離れた息子のショウタは少し身体が弱い子でした。待望の男の子の誕生。そして生まれてきてくれたショウタはとても優しい子で、私はショウタのことを大事に大事に育ててきたのです。
いつかは子どもは巣立つもの。そんなことわかっています。でもショウタはまだ25歳だし、結婚は早すぎる。それに相手は7歳年上の女性だというではないですか。付き合っていたことも同棲をしていたことも知らなかった。同棲するなら、その前に挨拶くらい来るものでしょう! 相手は年上なのだし。そんなことを考えていたら、ショウタの結婚を喜ぶどころか、どんどんイライラが増してきてしまいました。
真面目にお付き合いしているとか言いながらも、私は2人が付き合っていることも同棲していることも知らなかったんだから! 急に結婚なんて言われても認められないに決まっています。
どうにかしてショウタの結婚をやめさせようと、私は娘のアカリにショウタを説得してくれないかと頼みました。でも結果は……。それどころか夫も娘のアカリもショウタの味方のよう。2人の結婚を許すように私に提案してきます。みんな私の気もちなんてわからないのね。
初めて会ったショウタの彼女はとても素敵な女性でした。「年上だから」そんな理由で、息子が選んだ人生のパートナーのことを、頭ごなしに否定した自分が恥ずかしくなりました。夫の言うように、小さかった息子が真剣に愛せる人と出会ったことは喜ばしいことです。娘の言葉がなければ、息子はまだ子どもだと決めつけていることに、気づけなかったでしょう。これからは息子の選択を尊重し、離れて幸せを祈りたいと思います。
原案・編集部 脚本・古川あさこ 作画・むらみ 編集・Natsu