わが子のテストの点数が悪かったらママは怒る?自分の子ども時代の思い出が蘇るママ
子どもが学校で受けるテストの点数は、親として気になるものです。親は子どもに良い点数をとってほしいと願うものかもしれません。でも親が期待するような点数を子どもが取れないこともありますね。そんなときどうするのか、ママスタコミュニティのあるママから、こんな質問がありました。
『小学生の子どものテストの点数が悪かったら怒りますか? 私が子どものときは、比較的勉強ができたほうで、一生懸命勉強する子でした。そしてテストの点数がだいたい80点以下だとすごい勢いで怒られました。そういうときは怖くて家に帰りたくなかったです。なので子どものテストの点数が悪くても怒ったことはありません。皆さんはどうですか?』
投稿者さん自身、子どもの頃にテストの点数で親から怒られた辛い経験があり、自分の子どもには同じ思いをさせたくないのでしょう。子どものテストの点数が悪くても、怒るようなことはしないそうです。親としてはテストの悪い結果についつい怒りたくなることもありそうですが、他のママたちからも「怒る」ことについて意見が寄せられています。
テストの「点数」で怒って何になる?
『怒っても仕方なくない?』
『怒るのは無意味じゃない? 諭したり、一緒に考えたりすればよいだけ。恐怖で支配して何か良い方向に向かうの?』
子どもがテストで悪い点数をとったとしても、その事実を変えることはできません。それならば怒っても仕方ないともいえそうです。むしろ親から怒られたことで、子どもは萎縮してしまいますし、今後の大きなプレッシャーになってしまうのではないでしょうか。そうすると勉強が嫌いになるなど、逆効果になる可能性もあります。ただママたちはまったく怒らないわけではなく、テストの「点数以外」を見て怒ることはあるようですよ。
子どもを怒るのはどんなとき?
やるべきことをやらないとき
『漢字練習をせずに漢字テストを受けて、ほぼ白紙の状態で持ち帰ってきたときは怒ったよ』
子どもがテストがあることを知りつつも、それに備えて勉強をしなかった結果、悪い点数を取ったなら、親として子どもを怒ることもあるでしょう。それは「点数」に対してではなく、子どもが「テストに向けてしっかりと勉強をしなかった」ことに対してですよね。テストへの向き合い方が間違っていると思ったら、それを改めさせるのも親の役割といえそうです。
『私も怒ったことない。宿題など、なかなか始めず遊んでいるときは雷だけれど』
学校から出ている宿題をせずにいるなど、優先順位を考えずに遊んでいたら、ママたちも怒ることがあるようです。優先順位を考えて「やるべきことをやる」と伝えることも大切な教育ですね。
テストを雑に受けているとき
『字が汚いので、漢字のトメハネ払いでバツになったときは叱るけれど、点数では叱らないかな』
文字を丁寧に書かなかった結果、間違いだと判断されることもあります。テストに向かう姿勢が雑な文字に表れていると考えると、文字は丁寧に書いてほしいですね。そしてそれは自分が気をつければよいことですから、次からは丁寧な文字を書くように注意するママもいます。
テストの点数が悪かったときママたちはどうしている?
『この点数になった意味を聞いたりする。問題を理解しているか、授業は理解できているか、テストではダメだったけど今は理解しているのかなど』
『怒るより心配する。理解してないのか? たまたまのミスなのか? 少し様子を見る。毎回同じような問題でミスをしたり、解けなかったりしたら一緒になって考えてみる』
テストの点数が悪かったら、ママたちはその理由を探るようです。子どもがテスト内容を理解しているのか、問題そのものの意味を理解しているのか、ケアレスミスなのかなどです。もし子どもがテスト内容の基本的なことを理解していないならば、復習をする必要もありますよね。またテストでは間違ったけれど、今はきちんと理解している場合もあります。どこまで理解が進んでいるのかも確認するようです。
悪い点数ではなく、良い点数に着目しよう
『悪い点数を怒るのではなくて、良い点数を褒めたほうがよいよ』
『点数が悪いときは逆に笑う。怒ったことはない。点数が良いときは「お前は天才だな!」と褒めるよ』
親は子どもに対してある程度の期待をするので、テストの点数が悪いとがっかりすることもあるでしょう。親の期待値が高いと「こんなはずではない!」と怒りたくなる場合もありますが、子どもを怒ってテストの点数が変わることはあまり期待できないのではないでしょうか。子どもも親に怒られると思うと、大きなプレッシャーを感じてしまうでしょう。親は怒るよりもなぜ間違ったのかを一緒に考えて、次は間違えないように導くほうが建設的といえそうです。
テストではつい悪い点数に目がいきがちですが、良い点数のほうに着目したいですね。親が子どもの頑張りを認めて褒めることで、子どもはもっとやる気を出すことでしょう。少しオーバー気味でもオッケーです。子どもを褒めることを意識するとよいのではないでしょうか。
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