前回からの続き。俺はコウタ。小さなころから、父さんとじいちゃんの職業である大工の仕事に憧れていました。だから高校卒業後は、じいちゃんのところで働かせてほしいと頼むつもりだったんです。でも母さんは、とにかく俺に進学してほしいようでした。



どうすればよいのかわからず、母さんの強い押しもあり、工業系の学校へ進むことに決めました。ところが、学校の勉強はとても難しくついていくだけで必死でした。

次第に学校より、大工の仕事について勉強する時間のほうが長くなっていきました。

いつ中退を母に切り出そうかと悩んでいると、すでに留年の対象になっているとわかりました。決めるのが遅すぎたということくらい、自分でもわかっています。でも母さんの圧が強くて、決断できなかったんです。やりたいことがはっきり決まった今、母さんから離れて、じいちゃんの元で大工としての道を進もうと思います。

【第3話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ　脚本・古川あさこ　作画・Ponko　編集・横内みか

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