<断れない夫……>「家族が困っている」発言に「私は家族じゃないの?助けないの?」【第4話まんが】
前回からの続き。最近の話です。私(サツキ)は現在第一子を妊娠中。夫のユウスケから「来月、妹のレイナ一家を泊めてほしい」と言われました。私は「絶対に断って」とお願いしましたが、翌日には義母まで直接電話をかけてきて「レイナを泊めて」と押し切ろうとしてきます。ユウスケを問い詰めると「実は2ヶ月前に実家へ行ったとき、宿泊させる約束をしてしまった」と打ち明けられました。「2ヶ月も前から勝手に約束していたなんて……!?」ユウスケが5月にあったできごとの詳細を私に話してきました。
本来なら夫婦揃って帰省の予定だったので、義実家は顔を出さない私のことを心配していたようです。義妹も「せっかくだし会いたかったな〜……あ、そうだ!」
義母「ユウスケの住んでいる方に行くなら、新居見せてもらったら? ほら、ユウスケたちがお家を建てて、まだ私たち誰も見ていないじゃない? 私もお父さんも遠くてなかなか行けないし、レイナとカンタくんが代表してってことで……」
レイナ「見た〜い! あ、どうせなら泊まってもいい?」思わぬ提案にユウスケは驚いたようですが……。
「寝具はないけど、部屋は余っているし……まぁ夏だし? 最悪雑魚寝でもいいなら、いいよ? 皆でワイワイやろうぜ!」と調子のいいことをいったユウスケ。(寝具がない時点でダメでしょうが……。なんでそんな大切なこと、勝手に決めるの……)
「でも、その後にお義兄さんのところの甥っ子が来ることをサツキが断っているのを見て、あぁ……何か言いにくいなぁ……って思っているうちに、どんどん時間が……」悲痛な顔で話すユウスケですが、逆にそのときにこそ私に言うべきだったと思うのです。ずっと後ろめたい思いをしていたはずなのに……直前に私に相談してきたということは、このタイミングなら押し切れると思ってた?
腹が立った私は、ユウスケに分かってもらうためにあえて強い言葉で抗議しました。「自分がいない間に、他人が家に寝泊まりするなんて嫌に決まっているでしょ?」
「あなたにとっては家族でも、私にとっては他人よ?」「そんな……」ひどくショックを受けている様子のユウスケですが、私は意見を譲る気はありません。
ユウスケは心情に訴えようとしていましたが、私には響きませんでした。そもそも断っているのにむりやり押し切ろうとするのはどうかと思います。もちろん安請け合いをするユウスケが一番悪いのは事実ですが、妊婦がいる家に気やすく泊まりに行こうと思える義実家の人たちにも私はドン引きしていました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子