<中1息子のナゾ発言>背伸びしたいお年頃!?中学生の息子が突然口にした言葉に衝撃!【前編まんが】
最近の話です。わが家の息子コウイチはこの春中学に入学しました。背丈が小さい方でまだ声変わりもしていないため、見た目だけなら小学生と言っても通用しそうです。しかし最近は私に対する態度も少しずつ変わってきて……。
最近は、反抗期とまでいかないけれど、どことなく素っ気ない態度が増えてきました。プリントを渡されて質問しても「知らない」「書いてあるでしょ」とクールです。
昔は「今日算数で100点取った」などと報告してきてくれて、「頑張ってね!」となでると「やめろよ〜」と言いながらもうれしそう、なんてこともあったのですが、今はそんなやりとりはありません。
小学校のころを思い出すと、少し残念……というか、寂しい気持ちがあるのも事実です。でも、これも成長の過程のひとつだとわかっています。これから反抗期を迎えるにあたって、よりいろいろなことが変わっていくのかなと思っていました。
そんなある日のことです。
部活から帰ってきたコウイチを、食事の準備をしながら迎えました。コウイチは野球部に入っていて、毎日練習の日々です。大変なことも多いでしょうが、グチも漏らさず頑張っています。そんなコウイチをサポートしてあげたいと私は思っています。いつも通り「練習着、洗濯に出しておいてね」と言うと……。
……えっ?
今、なんて言った?
コウイチからの言葉に、思わず固まってしまいました。
おふくろ……O・FU・KU・RO……!? そんな風に呼ばれたのは初めてです。これまでコウイチは私のことを「お母さん」と呼んでいましたし、夫も私のことを「おふくろ」とは呼びません。
驚く私を気にもせず、「ここ、破けちゃったから縫っておいて」と、コウイチは野球の練習着を渡してきます。
私はコウイチの背中を見送ります。
おふくろ……おふくろ……おふくろ……? 私の頭では、「おふくろ」がリフレイン。
中学生になりたての息子は、まだまだ小学生を引きずっているような面影があります。なのに、そんな息子から急に「おふくろ」呼びされてしまった私。その違和感たるもの。なかなかの衝撃を私に残したのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子