<義父と大ゲンカする嫁>旦那の先輩が激怒!「言うこと聞くだけが親孝行じゃない!」【第4話まんが】
前回からの続き。
私(ユカ)は、6歳と4歳の子を持つ二児の母。旦那の実家で同居しています。長男は親と同居するのが当たり前の土地柄なので、渋々同居を受け入れましたが、やっぱり大変です。義父(ゲン)は典型的な俺様気質。義母も旦那も義父の言いなりです。そんな義父は、台風や大雨になると天候が悪化してから急に張り切り、私たち家族を外での作業に連れ出します。今朝も台風が接近するなか「外に行くぞ!」と私の制止を聞きません。義父と大喧嘩の末、私は自分の車に乗り込み、市内にある自分の実家に帰ってきました。その後、義父は外で作業中にハシゴから落下したらしく、その瞬間を旦那の先輩であるレツさんに目撃されてしまったのでした。レツさんの妻ヨウコさんの話によると……。
「台風が来てるのにじいちゃんが外に出ようとして、危ないからやめてっていうママとケンカになったの」「ママが家出したのー」と息子たちは必死にレツさんに説明したようです。すると義父は「あの嫁がワシの言うことを聞かないからだ」といい、旦那も「ユカは反発してばかりだ」と続けます。わが家の状況を一瞬で理解したレツさんは……。
「おまえはバカか? 親父さんケガしてんじゃねーか!」
ケガをしたのに作業を続けようとする義父。レツさんは「止めろ、テメェの親父だろ」。しかし旦那は「親父は言い出したら聞かないから……」と危機感がないように答えたそう。すると……。
「ふざけんなよ! 黙って言うことを聞くだけが親孝行じゃねぇぞ」と。さらに「ケンカしてでも止めようとしてくれたユカちゃんの方がよっぽど親孝行だ」と言ってくれたのです。
レツさんにここまで言われたのに、「ワシの経験上、大丈夫だ」と作業を続けようとする義父と旦那。(だからケガしてるんだっって……)
するとレツさん、義父と旦那の「大丈夫」を打ち消すひと言を発します。
レツさんはこの集落の若手リーダー的な存在で、旦那にとっては小・中・高校の先輩。レツさんがヤンチャしていた頃を知る旦那は、絶対レツさんに逆らえません。「その考えじゃ家族を守れねぇんだよ!」というレツさんの説教が義父にどこまで響いたかはわかりませんが、少なくとも嫁である私が言うよりは効果的でしょう。ひとまず明日、天候が落ち着き次第、家に帰ろうと思います。
原案:ママスタコミュニティ 脚本・千永美 作画・まゆか! 編集・横内みか