＜夏休みの学習スタイル＞まずはゆっくり過ごさせて。スロースタートのすずらん【ガーデンキャラ】
園や学校から離れ、家で学習する時間が増える夏休み。子どもの可能性を伸ばしてあげたいと思いつつも、親がどう関わればいいのか悩む場面も多いかもしれません。声掛けはしているけどうまくいかない！ とモヤモヤ、イライラすることもありそうです。
子どもの可能性を伸ばすには、まずはその子ならではの学習スタイルや得意不得意をキャッチすること。お子さんのキャラクター別に、ママの声掛けや関わり方のヒントをまとめてみました。
すずらんの学習スタイルの傾向は？
園や学校での忙しい毎日から解放されて、ホッとする夏休み。家族でのお出かけやたくさんの宿題など、やることはたくさんありそうですが、まずはリフレッシュしたい、自由に過ごしたいという気持ちが強くなりそうです。夏休みになった途端、どんどんお友だちと外に遊びに出かけるというよりは、家でのんびり過ごすことを好むのではないでしょうか。お休みモードで気持ちが緩んで、なかなか早く起きてこない、宿題に手が伸びない……ママの目にはダラダラ過ごしているように映ることもあるかもしれません。
宿題や学習で、つまずきやすいポイントは？
基本的には受動型で、自分から率先して宿題をやろうとするタイプではありません。とはいえ、先生から言われたことはきちんと守ろうとしますし、ママから声を掛けられると「じゃ、やろう」と素直に行動を起こすのではないでしょうか。やることが多すぎる場合、どれから手をつけたらいいのかわからなくなってしまい、しばらく放置してしまうかも。優先順位を決めることが苦手なので、誰かに「まずはこれ、その次はこれ」と指示されたほうが動きやすいかもしれません。
学習の進め方とママの関わり方のヒント
目標は実現しやすいものから
高すぎる目標よりも、実現しやすい目標を複数立てるほうがよさそうです。また大きな目標をどーんと掲げるよりは、その週ごと、あるいはその日ごとなど、細かなスケジュールのほうが無理なく取り組めそう。決めるのが苦手なので、計画はママが主導権を握って決めるのもアリかも！
会話できる環境がポイント
ひとりで黙々と取り組む学習だけでなく、会話しながら学びを深められる環境が向いています。たとえば学習塾や自宅にいながらオンラインで学習できる方法なども活用してみてはどうでしょうか。1人の先生に複数の生徒で学ぶよりも、マンツーマンの指導の方がわからないところを尋ねやすく向いているスタイルかもしれません。
手先を使う活動は積極的に
絵を描く、物語をつくる、手芸や工作に取り組むなど、表現活動に関わる時間をふやすのもおすすめです。特に手先を使う活動は◎。創造力や想像力が刺激され、学習への興味や関心につなげることができそうです。
誰かと一緒に学ぶ時間を大切にする
せっかくの夏休みですから、お出かけ先や旅行先で学べる機会を用意するのはどうでしょうか。お友だちと参加できる学習イベントなどを探すのもよさそう。ひとりでは緊張するような場面でも、誰かと一緒なら安心して楽しく取り組めるはずです。
休息と遊びのバランスを取る
たっぷり時間がある夏休みだからこそ、宿題や学習だけでなく、息抜きや遊びにも時間をとりましょう。お友だちとの適度な交流も、長期休み中の良い刺激になりそうです。毎日遊ぶというよりは、週に１~２日だけ友だちと遊ぶなど、自分のペースに合わせて、無理のない範囲での約束を入れるとよいかもしれません。
「いつも見てるよ」と伝えてあげて
褒められることも好きですが、それ以上に「そばにいて応援してて」と思っているタイプ。ちゃんと見ていてくれるという安心感があることで頑張れるタイプ。大きな賞賛よりも、こまめな声掛けを意識して、「いつも見てるよ」と伝えてあげてくださいね。
→基本的な性質やママとの相性はこちらからチェック【ガーデンキャラ分析】
文・マダムなつ
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