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<賛否両論タイプ?>担任に「息子が孤立している」と言われてモヤモヤ。先生の言い方にトゲがある!

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学校の先生にはさまざまな価値観を持った人がいるので、ときにわが子と相性の悪い先生に当たることもあるのではないでしょうか。そんなとき、親としてどう対処すればいいか悩ましいですよね。ママスタコミュニティにも、あるママからこんなお悩みが寄せられましたので紹介します。

『担任の先生に息子が孤立していると言われました。小6の長男の三者面談があり、友達関係の話を聞いたところ「(お子さんは)賛否両論タイプで、孤立しているときがある」と言われました。理由を聞くと「委員会決めのときに1人で立候補しました。普通は友達と話し合って手を挙げるのに」と言われたのです。息子は委員になれたと喜んで帰ってきたので、その言い回しに納得がいかず。普通って何ですか? 自分でやりたいといったものに立候補するのはおかしいことですか?』

投稿者さんは、担任の先生から「孤立するときがある」「賛否両論のタイプ」とわが子を評価され、戸惑っていますね。実際、投稿者さんのお子さんは仲間と一緒にワイワイするタイプではないようですが、前任の先生からは「そんな性格を前向きに捉えていい」とアドバイスをもらっていたため、問題視していませんでした。こちらのママのお悩みにママスタコミュニティのママたちはどう答えたのでしょうか。ママたちの声を紹介します。

一人で立候補ってヘン?

『決断力があっていいと思う。普通とかグループとか、無理に枠にはめなくていいのにね』

『一人で立候補することの何がおかしいんだろうね。立候補を友達と相談するほうが謎だけど』

『群れるだけがコミュニケーションじゃないし、子どもが困っていないなら気にしなくていい』

「一人で立候補をすることはなんら問題ではなく、むしろ小学生で周囲に根回しをし、立候補することのほうが不自然」といった声が寄せられました。たしかに仲間の後押しなしで、立候補するのは勇気がいることですよね。なかにはこんな推測をするママもいました。

『一人で立候補するなんて素晴らしいね。孤立しているというより、周りより大人なだけなんじゃないかな?』

投稿者さんによると「誰も立候補の手が挙がらなかったため、ならば自分がと立候補した」といった経緯があるようです。投稿者さんのお子さんは、きっと周りの状況を見てから手をあげたのでしょう。自分で考え立候補した子どもに対し、「普通は友達と話し合って手を挙げる」という先生の発言はちょっとズレているような気がしますね……。

「賛否両論タイプ」って何?

『人間なんて誰もが賛否両論タイプでしょ。万人受けする人なんていないって。何をやったって誰かから嫌われるのなら、どうせなら自分のやりたいように生きた方が得。他人に迷惑をかけたり巻き込むのは論外だけど』

『100%みんなから好かれる子なんて存在するわけない。「あなたこそ、賛否両論な先生」って言いたくなる!』

『賛否両論タイプってなんだろうね。担任の先生自体も賛否両論タイプなのかも。いろんな子がいていいと思うよ。周りに迷惑かけてるわけじゃなく自己アピールできてるんだもの、すごいと思う』

また投稿者さんのお子さんを「賛否両論タイプ」と評した先生の言い回しに非難の声が寄せられました。ママの声にもある通り、人は誰しも合う・合わないがあるものではないでしょうか。先生の言い回しに疑問を感じたママから次々と投稿者さんにエールが寄せられ、投稿者さんも安堵の声を寄せてくれました。

先生が伝えたかったこととは?

『先生は、委員会決めでやりたいものに立候補したことを問題視しているのではなく、重要なのはその過程。たとえば友人同士で話し合って決めるという場面で話し合えるような友人がいなくて、孤立していることを問題視しているのでは? 周りと相談や話し合いもできるようにしていきましょうということなのかも』

『先生から言わせると「協調性がない」と言いたいんじゃないの? 自分の考えで行動できるのは自主性があってとてもいいことだけれど、団体の中では和というものもあるからね。そういうところが目についたのかも』

一方「お子さんにもっと協調性を持ってほしいと伝えたかったのでは?」といった声も寄せられました。たしかに集団生活では協調性を持って周りの意見をまとめる力も必要です。もしかしたら、投稿者さんのお子さんに「理想のリーダーシップのあり方」を助言したかったのかもしれませんね。だとしても、先生の伝え方が正しかったのかと言われると……?

合わない先生に当たったら

『先生の言い方、なんだか嫌だな。自分の価値観に合わない子を否定するタイプというか。自分で考えて行動するのは大切だと思います。他者との協調性があるなら気にしないで大丈夫だと思う。ただ合わない先生だと、今後息子さんはストレスを感じる場面があるかも。気をつけてあげてくださいね』

さらにママたちからは「子どもへのケアが必要」といった意見も寄せられました。生徒は先生を選べませんので、相性の悪い先生に当たることもあるでしょう。その場合に親としてできることは、先生の価値観がすべてではないことを子どもに伝えることではないでしょうか。世の中にはさまざまな人がいて、いろんな価値観を持った人がいます。ときに、反面教師もいるものですよね。そのうえでママやパパの価値観やそれ以外の価値観を説明し、視野を広く持ってもらえるよう話をするといいのではないでしょうか。

文・安藤永遠 編集・荻野実紀子 イラスト・善哉あん

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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