<夫に好きな人ができました>夫からの突然の告白!「好きな人と一緒にいたいんだ!」【第4話まんが】
前回からの続き。
私(カナコ)は2児(カケルとミナト)の母です。ある晩、夫(ススム)の出張の予定を確認するためにスマホのスケジュールアプリを見せてもらうと……。そこには「カナコに離婚の話をする」「百井(ももい)に結果を話す」という予定が書かれていました。これって私と離婚したいってこと……? 私がススムの側で呆然としていると――。
ひとり暮らしの準備をするってどういうことなの。百井に結果を話すって……「百井」って誰……? 訳がわからないんだけれど……冗談に決まってる。だって、私たちうまくいっていたもの。
少しの沈黙の後、ススムが口を開きました。「そう思っていたのはカナコだけだよ」
ススムはスケジュールに書かれている内容を否定しませんでした。「俺はずっとこれからの人生について考えていた。自分勝手なことを言っているのはわかっている。でも、もうどうしようもないんだよ。俺は彼女(百井)のことが好きだし、彼女も俺を好きだと言ってくれてるんだ。ずっと一緒にいたいと思ってる」ススムは真剣な表情で私に訴えかけますが、「はい、そうですか」と納得できるわけがありません。
ススムはその女性と付き合ってはいないと言い切りました。不倫とか……道徳に反することは彼女にさせたくないと。私の立場からしたら相手が既婚者だって知っているのに好意をお互いに持っている時点で、充分道徳に反している気がしてなりません。
「俺の離婚が成立したら、正式に付き合おうって話になっている」私の気持ちを無視して勝手に話を進めているススムに、ショックのあまり言葉がうまくでてきませんでした。
こんなにも深く頭を下げるススムの姿を、はじめて見たかもしれません。いったい、いつからススムの心は私から離れてしまっていたのでしょうか。せっかくこれから夫婦の時間を作っていこうと思っていたのに……。私は悲しくてたまりませんでした。でも私がどれだけ反対しても、ススムの心にはひとつも届かない気がしていました。このときのススムの頭のなかは彼女のことでいっぱいだったのだから。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・Natsu