【コラム:SHEILA VIVA MAMA!!】第8回 年齢で可能性を狭めてしまうのはもったいない!
ーお子さんが8ヶ月のときにベビーマッサージ講師の資格を取得されたとブログで紹介されていますが、ベビーマッサージ講師の資格を取ろうと思ったきっかけはなんですか?
娘が産まれてから、自己流でベビーマッサージをやっていたんです。
ベビーマッサージをしてあげるとママの愛情がベビちゃんに伝わる気がして、それなら自己流ではなく、きちんとしたマッサージをしてあげたいと思い、いろいろ調べてみたの。
調べていくなかでたどり着いたのが「ピーター・ウォーカー先生のベビーマッサージ」。私の子育てをしていく中での感覚にとても近くて、ステキだなと思い興味を持ったのがきっかけです。
例えば、ただマッサージをするだけでなく、赤ちゃんの成長を促進させるという考えや、O脚・X脚の防止や正しい呼吸方法や姿勢など赤ちゃんの成長過程を手助けするっていう教えに「これだ!」と思ったので、資格を取りたいと思いました。
ーまだベビちゃんが8ヶ月のときの資格取得は大変ではなかったですか?
興味のあることだったので勉強はすごく楽しめたんだけど、講習が3日間かけてあったので、まだ母乳を飲む娘を私の父に同伴してもらい講習を受けたのでとても大変でした(笑)。
休憩時間になる度に、同じ建物のなかにある控室にいる娘のところにダッシュして、おっぱいをあげて会場に戻る! という感じでドタバタだったから。
朝から夕方までの講習の間、控室で子守りをしながら待っていてくれた私の父が1番大変だったと思いますので、本当に感謝です。
ーベビーマッサージ講師の資格を取って良かったなと思うことはなんですか?
ピーター先生のベビーマッサージは、ベビーマッサージのやり方だけではなくて、赤ちゃんの成長や育児に必要なことがたくさん学べるので、育児をしていくなかで助かることがたくさんありました。
自己流でベビーマッサージを始めたのが1ヶ月半くらいからだったんだけど、そのおかげか娘は、首が座るのも早かったし、歩き出したのも早かったです。
個人差があるし、早いから良いというわけではないんだけど、赤ちゃんは自分だけではまだ何もできないから、ママの手助けが必要だし大事なんだなと肌で感じました。
その方法をしっかり知っておくのは良いことなので、資格を取って良かったと思います。
腹式を楽にしてあげる方法とかは、キューバの人が子育てのなかでやっていくこととリンクしているところもいっぱいあったんです。
キューバはアスリートが多いんですけど、きっとそういう環境がアスリートを作っているんだろうなと思ったし、赤ちゃんの頃からのケアの大切さを感じました。
ーベビーマッサージに興味があるママさんはたくさんいらっしゃると思います。SHEILAさんに講師をしてほしいというママさんがたくさんいるそうですね!
講師の資格を取ってから、まだ教室を開催したことはないんです。
教室を開いて私が教えてあげられることをみなさんに伝えて、一緒に子育てを楽しんでいけるような環境が作れたらすごく嬉しいです。
ベビーマッサージをすると良く眠るようになるし、便秘の改善にもなって、ベビちゃんにとってもママにとっても良いことづくしなの。
「何をしても泣き止んでくれない」と悩んでいるママがいるけど、その泣き止まないことにも原因がちゃんとあるのね。ベビーマッサージを理解することで解決できることってたくさんあるから、ベビーマッサージを知ることで悩みが解決するよ! と伝えられる教室を開催したいな!
そして、楽しく子育てできるママが増える環境を作るのが今の私の目標のひとつです!
ーお家で簡単にスタートさせられる方法はありますか?
もちろんです! 私も最初は自己流だったので、お風呂上りにベビーオイルやクリームを使ってマッサージをしてあげるところからスタートしたから大丈夫!
産後1ヶ月半くらいから簡単なマッサージを始めてあげるだけでも、ママとベビちゃんのスキンシップになって良いと思います。
うつ伏せにして背中をさすってあげたり、ベビちゃんが気持ち良さそうなところを撫でてあげたり、脚の付け根から下に向かってマッサージをしながら脚を伸ばしてあげるということをしてあげるだけでOK!
1つだけ注意してほしいのは、オイルを使う場合必ずパッチテストをしてあげてね。
うちの娘は、お風呂から出たらマッサージをするっていうことが習慣になってるから、お風呂から出てオイルを持つとニコニコしながらいまだに近づいてきます(笑)。
赤ちゃんにとって、日々の中で“習慣”を作るのはとても良いことなので、ぜひ試してみてほしいです。
ーSHEILAさんの「ベビーマッサージ教室」 多くのママが開催を切望しそうですね! 秋には第2子のご出産も控えている中で、今後のSHEILAさんの活動についてお聞かせください。
私は、年齢で何かを制限するような考え方はしないで生きてきました。
25歳まではOLをやっていたので、この世界に入ったのも遅いんだけど、もし、あのときに「25歳だから遅い」と諦めてしてしまっていたら、目の前にあったチャンスを逃していたと思うんです。
私は31歳でモデルを始めたし、年齢に囚われない生き方をしてきたからこそ、今がとても楽しい。
そういう楽しさを、タレントとして活動していくこと、40歳で第2子を産んで、2人の子どもの子育てを楽しむこと! で、年齢にとらわれない自由な生き方をたくさんの人に伝えていきたいと思っています。
私のモットーは「年齢で可能性を狭めてしまうのはもったいない!」です(笑)。
ーありがとうございます。お話を伺っていると、まだまだいろいろな可能性がある気がしてワクワクしますね! 素敵なポジティブパワーをいただけた気がします。
最後に、ママスタをご覧のママさんにメッセージをお願いします。
私はまだまだ新米ママなので、私が逆にいろんなことを教えていただきたいです!!
私がママになってみて思うのは、ママであることもすごく大事だけど、1人の女性としてキラキラしていることが、自分にもつながり、ベビーにも旦那さんにもつながって、家族がハッピーになるということ!
そのハッピーが広がっていくことで、旦那さんとも家族ともお友達とも楽しく笑って毎日を過ごしていけるような関係ができるから、女性として、ママとして、日々を楽しんでいきたいと思っています。みなさんも、毎日を楽しんでくださいね!
取材、文・上原かほり 撮影・chiai