2023/04/21

＜自信がないときに読む話＞他人と比べてしまう自分を変えたい！比較して落ち込まないための方法は？

0おすすめ121_ママ（単体）_加藤みちか
つい他人と比べてしまい「私なんか……」と思ってしまったことはありますか？　最近は他人の生活をSNSなどで垣間見る機会も多く、ネガティブ思考に陥ってしまうこともありそうですよね。ママスタコミュニティにも、こんな投稿が寄せられました。

『他人と比べない秘訣ってありますか？　結局人生は他人と比べないことが1番幸せでいられると感じます。小学生の頃までは人と比べるという概念はなかったのに、中高以降からは恋愛や学歴、職歴が関わってきて、他人と自分を比べるようになってしまいました。比べない秘訣はありますか？』

昔は他人と比べたりしなかったのに、年齢を重ねるごとに徐々に他人と自分を比べてしまうようになったと感じている投稿者さん。その結果、幸せから遠ざかってしまったと考えているようですね。どうやったら他人と比べずに済むのかわからず、困っているようです。こちらのママのお悩みにママスタのママたちはどう答えたのでしょうか。ママたちの声を紹介します。

何か没頭できるものを見つける

『自分自身の家事育児と仕事に全集中。他人を見る暇があるから比べちゃうんじゃないのかな？　自分の世界観を、趣味でも特技でも資格でも何でもいいから持っている人は、その世界に没頭して他人と比較する機会は減ると思う』

『育児の隙間時間で筋トレすると、やったらやっただけ成果できて満足感出るよ。他人とかどうでもよくなってくるよ』

こちらのママたちは「何か没頭できるものを見つけるといい」とアドバイスを寄せてくれました。なにか没頭できるものがあれば、他人と比べる暇はなくなりそうですよね。現在育休中の投稿者さんも「没頭できるものがないのが原因かも」とコメントを寄せてくれています。仕事に打ち込んできた生活と、育休中の生活では、時間の使い方が異なるでしょう。もしかしたらその戸惑いから、育休中であっても時間を持て余してしまうと感じるのかもしれませんね。お子さんの月齢によっては、隙間時間にも限りはあるでしょう。お子さんの成長に合わせ、少しずつ自分のために時間を使ってみることから始めてみるのはいかがでしょうか。

自己肯定感を高めるよう行動を起こす

『自信をつけたら他人と比べなくなると思います。私は難関資格を取って、その資格を活かした仕事に就きました。職業を聞かれ、相手に「スゴイね！」って言われたときの快感も、比べなくなったひとつ要素かもしれません』

「資格を取得するなどして自分に自信をつけ、自己肯定感を高めることがいい」とアドバイスをくれたママもいました。前述した「没頭することを見つける」のアドバイスにもつながりそうですよね。自分で目標を設定して挑戦し、目標を達成することで、自信につながることもあるでしょう。誰かをうらやましいと思うのではなく、「自分がうらやましいと思われる側になる」という発想なのかもしれませんね。

自分にとっての「シアワセ」とは？

『投稿者さんは「他人に勝ちたいみたいな気持ちが強いんだろうなぁ」と思う。幸せの基準を見つめ直してみては？』

好きなことをはじめ、楽しんだ結果、自己肯定感があがるのなら、他人と自分を比べなくなるのかもしれません。だけど「他人より勝りたい」といった気持ちが原動力になってしまうと、「他人と比べなくなった」とは言えないのかもしれません。「他人より優りたいといった欲望を捨てた方がいい」という鋭い指摘をくれたママもいました。
これを受け、投稿者さんからも「幸せの基準を見つけられていないのが原因かも」と思いを巡らせるコメントが寄せられました。働くことが「自信」や「幸せ」だった投稿者さん。育休中という今の暮らしのなかで、自分にとっての幸せを意識することが大事なのかもしれませんね。

昨日の自分と今日の自分を比べる

『今の自分より明日の自分がよくなってると思っているので、私は他人と自分を比べたことがありません』

『比べたくなったら過去の自分と比べたらいいよ』

さらに「他人と比べるのではなく、過去の自分と比べる」といったママの声もありました。昨日の自分より今日の自分より良くしようとすれば、自分が置かれた足元を観察するようになりますし、日常生活で幸せを見つけるきっかけにもなりそうです。

純粋に没頭できることを見つけることで「他人と自分を比べなくなる」と答えてくれたママたち。しかし没頭できることが、すぐに見つかるとは限りません。そんなときは、昨日の自分と今日の自分を比べることで成長を感じ、「自信」につながるかもしれません。また自己肯定感を高めるため「資格を取る」といった決断をした場合は、あくまでもライバルは自分。そういった積み重ねで、他人と比べてしまう癖から脱することができそうですね。

文・安藤永遠　編集・荻野実紀子　イラスト・加藤みちか

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