＜朝食にクレーム＞家族から「飽きた」の声。和食の朝ごはんのアイデアを教えてほしい
皆さんのお宅の朝食のメニューは、洋食ですか？ それとも和食ですか？ お宅によっては、家族の好みによって「洋食も和食も用意する」という、スーパーお母さんもいるかもしれませんね。ママスタコミュニティに、朝食にまつわる話題が寄せられました。
『朝ごはんってどんなものを食べてる？ うちは毎朝「ごはん、味噌汁、昆布の佃煮、納豆」で、おかずは「焼き鮭、焼き鯖、ウインナー、目玉焼き」をローテーションで出してる。そうしたら、今朝旦那から「飽きてきた」って言われてしまって……。みんなはどんなメニューなのかを教えて！』
投稿者さんのお宅はごはんを中心とした、和食の朝食のようですが、メニューがマンネリ化してきたのでしょう。旦那さんに「飽きてきた」と言われてしまったようです。
『「飽きてきた」って言われたら「だったら食べなくていいよ」って言わないと』
『だったら自分で作れ！ って言う……』
という鋭い指摘もありましたが（たしかにそれも一理ありますが）、投稿者さんは健気にも新しいメニューにトライしたいようです。ここはママたちをイラっとさせた旦那さんの態度には目をつぶって、どんなアイデアがあるのか、他のお宅の食卓の様子を見てみましょう。
前日の残りのおかずや作りおきおかずで手間は最小限に
とにかく忙しい朝の時間。夕食の準備には時間がかけられても、朝食には時間も手間もかけていられない！ と考えるママたちが多数派なのではないでしょうか……？ そんなママたちの救世主となるのが「作りおき」と「前日の残りもの」です。
『筑前煮を作ると2、3日はもつ』
『煮ものや煮びたしといった作りおきのものはどう？ 前の晩にたくさん作っておいた鯖の味噌煮を出したりもするよ』
『今朝は作りおきの鶏チャーシュー、納豆オムレツ、海苔、味噌汁』
筑前煮や鶏のつくね、牛肉や豚肉の甘辛煮などはボリュームもあって日持ちもする常備菜。時間のあるときに作っておくと、朝はラクチンです。
そのほかにも、ほうれん草やブロッコリーを茹でておくだけでも、彩り野菜が欲しいときに重宝します。朝食に一から作るのではなく、常備菜を上手に活用すれば、時間も手間もかからず、気持ちの上でもハードルがぐっと下がるのではないでしょうか。
常備菜を作る時間がない、というときにはおかずは前日の夕飯の残りものでもOK！ 「わが家は前日の夕飯とお弁当に詰めたおかずの残りだけ」というコメントも少なくありませんでした。
冷凍食品を活用して
さらにはこんなアイデアも。
『冷凍食品のおかずは便利だよ。種類も多いし』
『冷凍食品のミートボール。国産で無添加な商品があるよ。大人が食べでも美味しいよ』
『冷凍のシューマイをレンジでチンして出してる』
冷凍食品はお弁当のおかずに使うイメージがありますが、たしかに、シューマイ、春巻き、ハンバーグも電子レンジで温めればすぐに食卓に出せますね。時短になるだけでなく、鍋もまな板も使わずに済むので片付けもラクチン。これは良いアイデアです！
『冷凍の牛丼の素を買ってる』
牛丼の具材は、ごはんにのせても良し、野菜と炒めておかずにしても良し、とアレンジ次第でメニューの幅も広がりそうです。
バリエーションを変えてみる
『魚の種類にバリエーションをもたせたらどうかな？ 焼き魚でも、鮭はハラスに変えたり、イワシはみりん干しにしたり………、とその日の気分で変えてるよ』
『焼きししゃも、焼きたらこ(明太子)。あとは、鯵の干物、ホッケの干物』
鮭や鯖の切り身を焼くのももちろん美味しいですが、鯵やホッケは干物にしたり、鰯や鯵のみりん干しにするのも目先が変って喜ばれるかもしれません。
おかずが作れない！ というときにはこんな工夫で乗り切るお宅もありました。
『味噌汁は具だくさんにして、肉も入れます』
『味噌汁の具を変えてる。あとはごはんのお供もいろんな種類を揃えてる。なめたけやいろんな種類の佃煮とか』
味噌汁の具を豪華にして、豚汁のように仕上げるのはいいアイデアですね！ 朝はなかなか食が進まないお子さんも、汁ものと一緒であれば食べやすいこともあるでしょう。野菜も肉も入っていれば栄養満点。体も温まり、栄養バランスの良い朝食は理想的です。
また投稿者さんは「卵＝目玉焼き」と決めているようですが、
『目玉焼きを卵焼きに変えるのは？』
というコメントもありました。同じ卵を使うのでも、カニ缶を使ってカニ玉にしたり、ニラとあわせてニラ玉はどうでしょう？ ほかにもジャガイモやタマネギ、ベーコンを入れてスペイン風のオムレツに仕上げることもできます。卵はどんな食材とも合わせられる優れもの。工夫次第で味も見た目も変化させることができそうです。
旅館のような立派な朝食ができなくても
朝食作りは毎日のルーティンとはいえ、疲れている日もあれば、時間のない朝もあります。寝坊することだってあるでしょう。
そんなママたちが負担に思うことなく気持ちよく朝食を作るには、少々の手抜きとアイデアが必要です。まずはここに寄せられた朝食メニューを参考に、メニューのバリエーションを増やしてみてはいかがでしょう？
旅館のような立派な朝食が用意できなくても、家族がお腹を満たして元気に出かけられた！ それだけで十分な‟朝ごはん”といえるような気もします。どうか明日も明後日も、ママたちが疲れることなく朝食作りができますように！
文・すずらん 編集・秋澄乃 イラスト・加藤みちか
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