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<キャラ変?>家では陽気で楽しくおもしろいわが子。学校では大人しくなってしまうのはなぜ?

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人が誰かに見せる顔は、決して1種類だけではありませんよね。まるで役者さんのように、会う人や行く場所によってさまざまな顔を使いわける。今回ママスタコミュニティに寄せられたお悩みもまさに、子どもの多面性についてでした。

『小3になる息子は、家ではおちゃらけたりおもしろいことを言ったりするのに、学校へ行った途端大人しくなってしまいます。同じようなお子さんはいますか?

おもしろいことを言っているときに、「学校でやったらみんな笑ってくれるよ~」とか言うのですが、どうも大人しくなってしまうようです。なんだかもったいないなあと思うのですが、気にしない方がいいのでしょうか』

家では陽気で明るくおもしろい息子さん。しかしなぜか学校では大人しくなってしまうことを、投稿者さんは不思議に感じているようです。なぜ家と学校では真逆の状態になってしまうのでしょう。

オンとオフの切り替え上手は意外に多い?

『うちの子も家では変顔したり変なダンス踊りまくったりしているけど、一歩外に出ると大人ぶっている小1女子』

『うちの息子も娘もそう。めちゃくちゃふざけてうるさいタイプ。でも学校では落ちついているみたい。私も投稿者さんと同じく、もったいないな~って思っている』

投稿者さんのお悩みに対し、「うちの子も!」と共感の声がいくつも寄せられました。家と外でキャラを使いわけているお子さんは意外に多いのかもしれませんね。ママの声にもあるように、家でのおもしろキャラをお友だちとかに見せられないのは、たしかに少しもったいない気もしますね。

家と外でこれほどまでにギャップがあると、家と外での子どもたちのギャップ。懇談会などで学校の様子や家庭での様子を話すとき、あまりのギャップに先生もママもびっくりすることばかりになるかもしれませんね。

なぜ家では明るいのに外ではおとなしくなるの?

『家は安全基地みたいな感じで、自分の素を出せるんだろうね。いいと思うよ』

『信頼している人にしか素の自分を見せない。慎重で賢いんだよ。まだまだ伸びしろがあるよ!』

家だと周囲の目を気にすることなく、自分らしくいられるからではないかという声がいくつも寄せられていました。家族と一緒にいるときは、楽しいキャラを全面に出しても受け入れてもらえる安心感があるから、遠慮なく素の自分をさらけ出せているのかもしれませんね。

クラスのおもしろキャラポジションはノーサンキュー

『家族を笑わせたいけどクラスのお笑いキャラにはなりたくない、みたいな。「おもしろいやつキャラ」っていじられたり期待されたりしても荷が重いから、そこまでしたくないんだと思う』

『もしかすると、クラスにはもうおもしろいキャラの子がいるから、自分のおもしろキャラは必要ないって解釈しているのかも』

クラスのおもしろキャラポジションにはなりたくない。そのように考えている子どもたちもいるかもしれないと話すママたち。たしかに、家でのおもしろレベルと、クラスでのおもしろレベルは異なるでしょうし、自分が楽しいと思えるレベルを超越するおもしろさを求められでもしたら疲れてしまいますよね。そう考えると、気楽な家族と一緒の気楽な空間でだけ楽しい自分でいたいと思う気持ちも理解できそうです。

「内申」を気にするあまりのキャラ変もある?

『うちの子は内申を気にして、中学入学と同時にキャラ変していた。小学生のときは豪快かつ大胆で悪ふざけがすぎ、学校からよく連絡がきていた。今は優等生キャラを目指して大人しくしている』

家と外でのキャラ変の話とは違うかもしれませんが、「このままではいけない」とキャラ変を決めるお子さんもいるようです。新生活に合わせて新しい自分になって頑張ろうと思うのかもしれませんね。こういうところは、大人も子どもも大差ないなと思いませんか?

大人も子どももみんないろいろな顔を持っていていい

『うちの子も同じ。でもいい歳した私ですら、他人に自分を出せているかって言ったらまったく出せていない。大人の私もわが子と同じだって気づいたときから、人前のあの子もあの子なのよねって思うようになった。よそ行きの顔はみんな持っているんだよ』

大人でも子どもでも、いろいろな顔を持っていることは当たり前ですよね。ママたちにしてみると、家ではおもしろいのだからもったいないなあと思うかもしれません。

しかし子どもたちは、自分で決めて、家ではおもしろキャラ、学校では静かなキャラを見事に演じわけているのです。ですから、もったいないなあと思うのはママの心のなかだけに留め置いてもいいのかもしれません。家でのおもしろキャラも、学校での静かなキャラも、どちらも同じわが子。いろいろな顔を持っているんだなあと成長を楽しむぐらいでいいのかもしれませんね。

文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・マメ美

【つぎ】の記事:<引きこもりの接し方>ビックリ!高2甥「高校に行っていない」初めて知る事実に絶句【第1話まんが】

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
家ではおちゃらけて、面白いのに、学校行くと大人しくなる