<お墓いらない派>お墓は子どもに迷惑がかかる?結局お金がかかるだけ?希望の弔い方は
「もし自分が死んだら、お墓に埋葬してほしい」と考える人はどれくらいいるでしょうか。なかには、先祖代々受け継いできたお墓があり、そのお墓に埋葬されるものだと考えている人もいるでしょう。一方でお墓は管理費などの費用がかかるため、子どもの負担にならない形で供養してほしいと思う人もいるかもしれません。ママスタコミュニティにもこんなお墓にまつわる投稿が寄せられていました。
『自分の墓なんていらないよね? 子どもたちに面倒かけるだけじゃんね。お金もかかるし』
投稿者さんはお墓への埋葬はいらないと考えているようです。自分の死後はわざわざ墓参りに来てもらったり、お金をかけてまでお墓に供養をしてもらったりしなくてもいいと考えているようですね。他にはどのような意見があるのでしょうか。ママたちの声を紹介します。
投稿者さんに共感する声が続々と
『いらない、死んだら土に帰るだけ』
『いらない。位牌も仏壇もいらない。葬儀もいらない。お金を捨てるだけ。骨灰にして捨ててもらってOK』
投稿者さんに共感するママたちから続々と声が寄せられました。理由は「何も残してほしくない」や「お墓だけでなく、葬式や仏壇などもいらない」といった声が寄せられました。宗教への関心もひとそれぞれになっている現代では、お墓に対する価値観も多様化しているようですね。
お墓はいらない。墓じまいを予定しているママの声
『江戸時代からある代々の墓はうちの世代でしまうつもり』
『私も両親や先祖には申し訳ないですが、私の代で墓じまいをする予定です』
なかには、代々受け継いできたお墓の管理を手放すことを検討しているママもいるようです。先祖から受け継いだお墓の管理を手放すことを俗に「墓じまい」といいますね。「お墓が遠方にある」や「管理費などの費用の負担が難しい」など、さまざまな理由が考えられます。「墓じまい」を検討している人はどのタイミングですればよいか、手順はどうするか、早めに家族と相談しておくとよいでしょう。
樹木葬を希望するママも
『樹木葬でいい。場所も調べたし、墓なんて 子どもの負担になるのは要らないわ』
『私も樹木葬が希望。子どもたちのことを考えたらね。樹木葬は、放置でokなの?』
また「樹木葬」を希望するママも複数いました。「樹木葬」とはなんでしょうか。自治体が定めた明確な定義はないようですが、墓石を用意して遺骨を納骨するのではなく、墓地の決められた区画に埋葬し、樹木を植えたり墓地に植わった樹木の根元に散骨したりする方法が一般的なようです。
ただし法律上、埋葬は自治体から許可をもらった墓地以外で行えません。自宅の庭に埋葬したりすることは法律違反になるので、あくまでも「樹木葬」は埋葬の一つと捉えたほうがよさそうです。
散骨をお願いしたいママたちの声
『お墓はいらない。散骨をお願いしたい。海に行ったときに手を合わせてもらえたらいいな』
『お金だけの話なら、散骨が一番お金がかかんないよ。5万くらいかな』
また、「散骨をお願いしたい」と考えているママの声も寄せられました。散骨とは火葬された後、骨を粉状に砕き陸地または水面に散布または投下する行為を指します。散骨といってもどこでも散骨していいわけではありません。公衆衛生に配慮して行う必要があります。また、「(納骨に比べて)散骨は安い」といった声が寄せられましたが費用は事業者によって異なるでしょうから、気になる方は一度調べてみるとよいですね。
お墓は誰のためにあるもの?
『一番金がかからない方法を提示しておいて、お金も困らない程度に渡しておき、残された家族に任せるのが一番いいと思う』
「お墓はいらない」といった声が多く寄せられたなかで、「自分からは希望は言わない」といった声も寄せられました。たしかにお墓は残された遺族のためでもあります。こちらのママのように、残された家族に判断を委ねるのもありかもしれません。生前からどんな供養の仕方が良いか、家族で相談しておくといいのではないでしょうか。
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