<夫に女性のカゲ?>ゾクッ!コソコソ家族を見られてた!怖すぎる……「子どもが心配」【中編まんが】
前回からの続き。これは数年前のお話です。私たち夫婦は30代後半。小学校低学年と未就学の子どもがいる4人家族です。夫婦仲は良好で、夫はまわりからちょっと呆れられるくらいの愛妻家。しかしそんな夫がある日をきっかけに、金子ミヤさんという後輩からよく「相談」を受けるようになりました。夫を疑うわけではないのですが、私はなんだかモヤモヤしていました。そして先日、夫の会社の社内運動会があり、家族で参加していた私たち。夫に好意を持っているであろう金子さんに会うことはなくホッとしていたのですが……。
夫は自分の家族を褒められたことを嬉しそうにしていました。だけど私は金子さんの言葉をそのまま受け取ることができませんでした。きっと自分の方が若くてきれいだと、密かにマウントを取りながらこっそり見ていたのでは……と悪い方に思ってしまいます。イラッとしたと同時に、あえて挨拶はせず遠くから見られていたことを気持ち悪いと感じました。金子さんは隣の駅に住んでいるので、子どもを見られてしまったことも不安です。不安や恐怖を感じながら過ごしていると……。
ある日の飲み会で、ついに金子さんは勝負に出たようです。飲み会が進むと頃合いを見て「彼氏とケンカしちゃったんです。もうダメかもしれません……!」と泣きながら、夫に泣きついてきた金子さん。おそらくこれで落とせると思ったのでしょう。もしかしたら同情を得た流れで、夫を自宅に連れ込むつもりだったのかもしれません。しかし夫は……。
夫のことは諦めたのでしょうか。飲み会での一件以来、金子さんがちょっかいを出してくることはなくなりました。現在はどちらも部署を異動したため、夫と金子さんが関わることはありません。もしかしたら金子さんは夫に恋愛感情を持っていたのではなく、ゲーム感覚でアプローチしていたのかもしれません。本当の気持ちは分かりませんが、誰かの家庭に波風を立たせるのではなく、自分自身の幸せを見つけてくれているといいなと思います。
【後編】へ続く。
原案・編集部 作画・加藤みちか 編集・荻野実紀子