<親子不仲>【後編】子どもへの理解が不足する父親を軽蔑してきた息子。親への汚い言葉を止めるには?
前回からの続き。息子さんの進学について旦那さんが口を出し、息子さんは「高卒のくせにしゃしゃってくるな! 黙れ」と言う。旦那さんは、「学費を出すのは誰か考えろこの野郎」と反論し、毎日が喧嘩の日々だと悩む相談者さん。相談者さんは、常日頃旦那さんの悪口を息子に言っていたことがこのような結果になってしまったと後悔しているようです。
旦那さんに、子どもの意見を聞くよう助言するのも必要
「息子さんの考え方を変えたほうがいい」という意見がママスタコミュニティではありましたが、なかには旦那さん側にも改革が必要だという声もありました。
『子どもの好きにやらせてあげられない旦那か。心狭そう』
『旦那さんが成長しなきゃ変わらないよ。大人同士だって、トンチンカンなことを上から言われたら、しゃしゃり出ないでいいよってなるもの。高卒かどうかっていうより、状況わかってないくせに口を出すのがウザいって感じだと思う』
『お互いに我が強すぎると思う。うちの旦那は中卒で、息子は大学進学したけれど、決して親を馬鹿にすることは言わない。私たちも息子の決めた道に口を出さないし、お互いを尊重し合っている』
親であろうと息子を尊重し、そして息子であろうとも親を尊重できるからこそ、家族というものが成り立つはずです。父親のプライドから旦那さんは息子さんの進学の話に介入したいのでしょう。しかしプライドのままに行動するのではなく、わからないことはわからないと息子さんに詳細を聞いたり、ある程度任せたりしてしまうのも大事なことです。
子どもと父親の仲を相談者さんが取り持つことが大切
息子さんと旦那さん、2人の仲の改善を願うのなら、母親である相談者さんの働きかけが必要不可欠です。長い時間お父さんの悪口をお母さんの口から聞き続けていたのなら、軽蔑してしまう気持ちが息子さんに生まれてしまうのは仕方のないことです。これからはお父さんの頑張りなども共有して、まずは息子さんの意識を改革していかなければなりませんね。
『反抗期にしては、言ってはいけない言葉を息子さんが言いすぎている。それを止められるのは相談者さんだけだよ』
『息子さんまだ反抗期だとしても、ちょっとダメだよ。相談者さんが仲を取り持って、仲直りさせてあげてほしい。不仲なのは今だけだと思うよ。だからこそ、こじれないように相談者さんがクッションになってあげてほしい』
口を出されることが嫌いな息子さんの性格を把握しているのなら、旦那さんにも「息子はこう言っているから、様子を見てみよう」などと相談者さんが助言をしてもよさそうです。
たとえ今まで良くない旦那さんの一面があったのだとしても、今旦那さんは良い父親になろうと思い、その手段としてお子さんのことに口を出しているのではないでしょうか。父親の良いところを息子さんと共有して、息子さんの性格を旦那さんと共有して、相談者さんが仲を取り持つことで2人の関係も少しずつ変わってくるはずですよ。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・わたなべこ
【つぎ】の記事:<息子の彼女に嫉妬!?>いじわるだった義母。彼女を反面教師に、心に決めています!【第1話まんが】
関連記事
※<親子不仲>【前編】反抗期の息子が父親となじりあい!悩む母に寄せられたアドバイスとは?- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 旦那と息子が仲悪い。大学受験でも言い争い