<甘やかす義両親>娘が帰って来ない……義実家にずっといたがる娘「毎週泊まりたい」【第2話まんが】
前回からの続き。数年前の話です。夫の異動が決まり、娘のありさを連れて夫の地元へ引っ越した私たち家族。義実家から徒歩5分の場所にマンションを借りて新生活をはじめました。私たち夫婦はフルタイム共働きなのですが……。
私が仕事を終えて家に着くのは18時頃です。ありさは学校が終わるとまず義実家へ向かい、義両親と過ごしてから18時すぎに自宅マンションへ帰るという生活になりました。
ありさは家に帰ってきても、まっすぐ自分の部屋に行って寝るだけ。反抗期もあるのか話しかけてもたいして返事してくれず、寂しい気持ちでいっぱいになります。私は不安が募るばかりですが、夫は特に気にしていません。
夫「お互いにいいこと尽くめじゃないか。父さんや母さんには生きがいができたし、ありさは寂しい思いをしなくて済むし」
しかし私からすると、まるで義両親にありさを取られてしまったかのような気分です。さらにありさは週末になると義実家で寝泊まりするようになりました。
義実家の様子に私は目を疑いました。ソファの上にはスナック菓子の食べかすが散乱し、テーブルを見るとたくさんの袋が空になったまま放置されています。義母に聞くとありさの好きなお菓子を買いそろえ、いつでも自由に食べていい状態になっているとのこと。食べ散らかした後のゴミを義母は嬉しそうに片づけています。さらにありさはいつの間にか義父に新しいタブレットを買ってもらっていて、個室で好きなだけゲームをしているのです。ありさは義両親に可愛がられてちやほやされ、お姫様のように甘やかされて過ごしていました。
私はありさの振る舞いを義両親に謝ると、急いでありさを連れて家に帰りました。義両親は厚意で預かってくれているのだから申し出を受けた私に責任があります。こんなワガママ放題の生活、ありさにとって良いわけがありません。私は「もう義実家に預かってもらうのはやめよう」と決意したのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子