<高齢ドライバーを説得>77歳義父!免許返納をイヤがる「おじいちゃんが犯罪者に」【後編まんが】
前回からの続き。数年前のお話です。私(恵子)と旦那(智也)と高校1年生の娘(優香)の3人家族です。高齢者の運転事故のニュースを見て、私たち夫婦は義父の免許返納を考えはじめました。しかし、足腰に問題もなく元気でゴルフが趣味の義父は、免許返納なんてさらさら考えていません。話が進まないなか、義母(よしこ)がこそっと「夫の運転が危なくなってきている」と教えてくれました。私も旦那もますます義父に免許返納をさせたほうがいいと考え、時間をかけて話し合っていこうと決めます。
幸い住んでいるのは、車がなくてもそれほど困らない地域です。義父は旦那と義母から免許返納を迫られて怒っていたものの、義母いわく、最近はすっかり気落ちしているそうです。義父は必死に車を手放さなくていい理由をならべます。義父も旦那も両者譲らず……といった状況です。すると話を聞いていた高校生の娘がボソっと言います。
妻と息子の意見には反論しつづけた義父も、さすがに孫の一撃は響いたようです。急にしぼんだようになりました。
義父は「たしかにな……。優香の将来を傷つけるようなことはしちゃいけないよな」とうなだれて言います。
話し合いの末、義父は1年後の免許返納を約束してくれました。そして車を持ちながらも、運転を減らしていく方向で話が落ち着きます。
約束を果たした1年後、なんと義父は電車にハマり撮り鉄になりました! 移動手段に電車を使っていると、鉄道の世界に魅了されたようです。免許を無事に返納できたし、老後のさらなる趣味もできて、家族全員で喜んでいます。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・春野さくら 編集・Uemura
【つぎ】の記事:<身勝手な旦那?>「俺は稼いで、お前は家事育児」から突然「仕事辞めたい、働いて?」【前編まんが】