<旦那の隠し子は30歳!?>娘にバレた……!離婚?別居?目の前の幸せが崩れていく【第3話まんが】
前回からの続き。これは1年前の話です。私、米村朋花と旦那の雅彦は共に46歳。私たち夫婦は今年で結婚15年目、ミユという中1の一人娘がいます。ある日のこと、旦那の息子だと話す友部勇気さんが訪ねてきました。どうやら勇気さんは、旦那が高校生(16歳)のときに付き合っていた彼女Aさんが当時妊娠し、産んだ子のようです。旦那とAさんは「子どもの出生については他言無用で墓場まで持っていく」という約束をしていたそうです。しかしAさんが末期ガンになり、真実を勇気さんに話したことで事態は動いてしまいました。勇気さんが帰ったあと――。
ときに声を荒げて話していたため、娘にも大体の事情を知られてしまいました。娘はすごくショックを受けたようでした。当たり前です。多感な時期に、突然30歳の兄と2歳の姪がいるなんて言われたら、誰だって驚くに決まっています。それに自分とそう変わらない年の頃の父が、同級生を妊娠させていたなんて、父親を軽蔑するかもしれません。ミユは自室にこもってしまいました。
私:「ごめん、もう雅彦を信じられないかも……」
私はそう言って娘のもとへ向かいました……。
娘はとてもショックを受けていましたが、私に寄り添おうとしてくれたことが伝わってきました。そんな娘の姿を見ると、ますます私たちを騙し続けてきた旦那を許せなくなります。
ミユの部屋をあとにし、一人涙する私。雅彦は今までとてもいい旦那であり、いい父親でした。だからこそ、こんな重大な事実を隠し続けていたというギャップが耐えられないのです……。私たちの幸せな日々はウソの上に成り立っていたのかと思うと、苦しくて息ができないほどです。かといって「離婚!」と即決することもできず、先について考える余裕もありません。過去は過去。そう割り切れたらラクだとわかっていても、気持ちがついていきません。私の心が狭いのでしょうか。
【第4話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・よし田 編集・荻野実紀子