＜シングルマザーの幸せとは？＞ギクシャク関係。決断した終わり【第6話まんが：パートナーの気持ち】

前回からの続き。数年前の話です。元旦那と不倫が原因で離婚した、同じ会社で働くヨリ子さん。息子さんとふたりで暮らしています。彼女はもともと仕事ができるし、いつもキラキラしていました。

彼女のはにかんだ笑顔は、一生忘れないだろう。
結婚を前提とした同棲をはじめたが、同時に彼女の仕事が忙しくなった。俺は全力で彼女を応援しようと、仕事をセーブしながらタクヤの世話、家事のすべてをサポートした。正直、目の回るような忙しさだったけれど、好きな人たちのために働けることが嬉しくて、彼女たちの笑顔のために頑張っていた。
しかし彼女は仕事の重圧に押しつぶされていく。

俺に感情をぶつけるだけで、彼女は実の息子としっかりと向き合えていない。彼女が本当に向き合わないといけない相手は、タクヤなのに……。
このまま一緒にいても、俺たちの関係が何かを生むことはないだろう。何も育めない関係は、俺もむなしいだけだ。そして今の彼女には俺の言葉はもう届かない。

そう言って泣くタクヤを抱きしめた。タクヤとの別れは寂しくつらいものだった。
元同僚の話で、ヨリ子さんは大きな仕事をセーブして、今はうまくバランスをとって子どもとの時間も大切にしていると聞いた。良かった……。俺は新天地で生活をしながら彼女たちの幸せを祈っている。

原案・ママスタコミュニティ　脚本・渡辺多絵　作画・Ponko　編集・秋澄乃
【つぎ】の記事：＜義母と私を比較する夫＞「母さんは家事と育児が完璧だった」協力ゼロの夫に絶望……【前編まんが】

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