<子どもの食事の悩み>好き嫌いにもう限界!わが子が嫌いな食べ物でも、食卓に出している?
日々欠かせない食事。家族を思い、栄養バランスを考え、試行錯誤しながら料理をしている人もいるでしょう。しかし作り手の思いも虚しく、子どもは好きなものばかり食べようと必死! ママスタコミュニティには、お子さんの好き嫌いに悩むママの姿がありました。
『子どもが嫌いな食べ物も食卓に出しますか?』
5歳のお子さんをもつ投稿者さん。「少しでいいから食べてみよう」と嫌いなものを食べさせようとしても、イヤがってまったく食べてくれないのだとか。お子さんの好き嫌いに疲れてしまった投稿者さんは、好きなものや食べられるものしか食卓に出さないようにしてみたそうです。しかしふと嫌いなものが食卓に上がらない現状に、不安を抱いてしまった様子。ママたちはわが子の好き嫌いに、どのような対応をしているのでしょうか?
子どもが嫌いな食べ物も食卓に出すよ!
「今は嫌いな食べ物だとしても、いずれ食べられるようになってほしい」。そう願いながら、今日もママは食事の準備を進めているようです。
毎日食卓に出すようにしている
『離乳食を卒業したころから出しているし、ひと口は必ず食べさせていたよ』
『子どものお皿に嫌いな食べ物をちょっとだけのせる。すべて食べ切れば、デザートを出す決まりにしている』
『うちの子は野菜全般苦手なんだけど、野菜は毎日欠かさずに出すよ。食わず嫌いが1番もったいないと思うから「食べられないなら出していいから、ひと口だけ食べてごらん?」って食べさせていたよ』
毎日食卓にお子さんが嫌いなものを出すか出さないかは、嫌いな食材にもよりそうです。たとえば通年売られていて、さまざまな料理に使われるにんじんや玉ねぎ。にんじんは彩りが鮮やかなこともあり、料理を作る側としてはなるべく使いたいところです。また玉ねぎは細かく刻んで調理したとき、あとから取り除くのは難しい場合もあるでしょう。
たまに出す程度かな
『月に1回は出すようにしているよ。出さないと本当に食べられなくなるような気がするから』
『たまに出すよ。少しでも食べたらオッケーにしている』
毎日食卓には出さないものの、あえて嫌いな食べ物を省いて調理はしないママたちもいました。毎日食卓に出すママも、たまに出すママのどちらも「ひと口は食べてごらん」と、子どもの様子を見ながら勧めているのかもしれません。
嫌いな食べ物は出さないようにした!
いっぽうで嫌いな食べ物は、食卓には出さないようにしたママもいます。
食事の時間が苦痛にならないようにしてあげたい
『うちの子どもはカリフラワーが苦手。あまりメジャーな野菜じゃないし、頑張れば食べられるから食卓では出さなくてもいいかな』
『きのこが嫌いで、食べるとオエッとしてしまうわが子。涙目になりながら食べるのもかわいそうだから、出さないよ』
日常的に使用しない食材なら、あえて食卓に出すこともないでしょう。もし外食をしたときにお皿に盛られていたら、「頑張って食べてみようか」とチャレンジしてみてもいいかもしれませんね。またアレルギーなどはなくとも、体質的に合わない食べ物だってきっとあるはず。お子さんが食事の時間を苦痛と感じぬよう、配慮するのも大切ですよね。
学校の給食では頑張って食べているみたいだから
『給食だと「嫌いなものを食べられるほうがカッコいい!」と思っているらしく、頑張って食べているみたい。だから家では好きなように食べさせているよ』
学校でのお子さんはお友だちの手前、ガマンして嫌いなものも食べているようですね! 親の目が届かぬところで頑張っているのですから、家ではお子さんに寄り添い、多少大目に見てもいいのかもしれませんね。
食が細いし、食べられるものを食べていれば……
『うちの子はサバと牛肉ときのこが嫌いで、食べたら吐いてしまうほど。元々食も細いから「食べてくれたら何でもいいや」と、気持ちを切り替えた』
コメントを寄せてくれたママのお子さんは、食べられないものが食卓に出されると「何も食べなくてもいい」と食べなくなってしまうのだとか。さらに食も細いとなると、ママが多少の好き嫌いに目をつぶりたくなるのもうなずけます。
もう疲れました!
『もう出さないことにしたよ。子どもに「ひと口は食べてみよう」と声かけしていたけれど、もう疲れた……』
「お子さんはきっと、好きなものだけを食べようと必死に抵抗したのだろうなぁ」と想像してしまいました。お子さんを想っているからこそ、あの手この手で嫌いなものも食べてもらおうとママだって必死だったはず。声かけの甲斐なく食べてもらえない状況が続くと、ママが疲れてしまう日もあるでしょうね。
子どもの好き嫌い克服方法を教えて!
「栄養があるから食べてほしい」「好き嫌いがない子に育ってほしい」子どもへの想いはきっとすべてのママに共通していることでしょう。ママたちがお子さんの好き嫌いと向き合うなかで、実践した方法を教えてくれました。
パパやママの「うまーい!」
『夫婦で「おいしい!」「うまーい!」と幸せそうに食べていたよ。そうしたら子どもたちも「苦くない?」「まずくない?」って興味を示すようになったよ』
お子さんが嫌いな食べ物に少しでも興味をもってくれたらいいのですから、多少大げさなおいしいアピールをしてもいいかもしれません。「イヤだったら出せばいいよ」と伝えることで、お子さんもチャレンジしやすくなりそうですよね。
褒めちぎり作戦!
『嫌いなものを口に入れた瞬間に褒める。飲み込んだらさらに褒める!』
褒められてイヤな気持ちになる人は、大人もお子さんでもいないはず。頑張って嫌いな食べ物に挑んだお子さんを、たっぷりとほめてあげましょうか!
お子さんと一緒に料理したらどう?
『うちは嫌いな食材を使って子どもと一緒に調理したら、不思議と食べられるように。さまざまな食材を克服できたよ』
調理されたものを食卓に「どん!」と置かれるよりも調理から携われば、嫌いな食べ物に愛着もわくかもしませんよね。しかし幼いお子さんとの調理は、親の忍耐力が必要でしょう。ママの気持ちにゆとりがあるときに、試してみるのはいかがでしょうか?
食べ物の好みが出てくるのは「成長の証」と思ってみては?
投稿者さんと同じように「離乳食は何でもよく食べてくれていたのに……」と、試行錯誤したり悩んだりしているママもいるようです。ではお子さんに好き嫌いが出てくるのには、何か理由があるのでしょうか?
『幼児は成長するとともに味覚や食感が発達してきます。離乳食は何でもよく食べていても、1歳を過ぎると食べる種類が限られてくることがあります。食べ物の味が分かり好みが出てくるのは成長の証です』
味覚は成長とともに変化します。嫌いな食べ物でも、あるとき急に食べられるようになることだってあるはず。好き嫌いが出てくるのは「成長の証」と言われると、ママもホッとするかもしれません。
「きっと成長とともに食べられるようになる」と願って……
『成長すれば食べられるようになるものもあるだろうし、気楽にいこうよ!』
あるママが投稿者さんに向けて、アドバイスを送ってくれました。お子さんの好き嫌いをなくそうと躍起になり、ママのストレスになってしまうくらいなら、ムリに食卓に出さなくてもいい気がします。かぎりある子育ての期間。「子どもも大人も楽しく食事をとる」ことに意識を向けてみるのもいいかもしれません。
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