＜栄養しっかり切り干し大根＞使えるらしいけれど煮物ばかりになりがち。おすすめの調理法を教えて！
常備菜として便利な切り干し大根。煮物にして副菜の1品にするママも多いのではないでしょうか。切り干し大根は、大根を千切りして干しただけにもかかわらず、生の大根よりも鉄分やカルシウムが豊富な食材に変わりますよね。煮物以外のレシピもマスターし、常備しておけば、いざというときに便利な食材です。今回はママスタコミュニティに寄せられた、ママたちがおすすめする切り干し大根の調理法をご紹介します。
子どもが喜ぶ切り干し大根のサラダ
『切り干し大根はサラダで食べるのが好き。サラダ美味しいよー！ 戻してしぼって、ツナ缶とごま油と醤油を回しかける』
『マヨネーズで和えてサラダにする』
『ツナと合わせてサラダにするよ』
『切り干し大根は水で戻してきゅうりの千切り・ツナ・あればコーン・マヨネーズ・醤油・ごま油・すりゴマで和えると子どもたちは喜びます』
ママたちから寄せられた調理法のなかでも多かったのが、切り干し大根サラダです。ツナとマヨネーズで和えると子ども好みの味に仕上がるようですね。みなさん水に戻したり、乾燥したまま使ったりまちまちですが、切り干し大根は乾燥したままのほうが栄養が高いのはご存じでしょうか。たとえば、乾燥したままの切り干し大根（100gあたり）は、茹でたときと比べて食物繊維が約7倍の21.3g、カルシウムも約8倍以上の500mgです。ですから、栄養面だけを考えた場合は、水で戻さず使用すると良いかもしれません。
酢の物、発酵食品に和える
『塩揉みをした千切りきゅうりと一緒にポン酢、ごま油、お好みでラー油で和える。おいしいよー！』
『酢醤油に漬けて食べる』
『納豆にみじん切りにした切り干し大根を入れて混ぜる。ゴリゴリ納豆はうまいよ』
『ナムルにする』
酢の物やナムルを教えてくれたママもいました。サラダは子ども向けですが、辛味を加えたり、味を濃くすると大人のおつまみになりそうですよね。淡白な切り干し大根は、味の濃い調味料になじみも良いのでしょう。簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。
肉と一緒に炒め物にしても良し
『切り干し大根、大好き。4才の息子も好き。戻した水を使えば自然な甘さが出て美味しいよ。あと、豚肉と一緒に炒め煮したらもっとおいしいよ』
『ベーコンとごま油と醤油少しで炒めて食べるのが好き』
汎用性が高い切り干し大根は、お肉と一緒に炒めてもおいしいようです。豚肉やベーコンなど脂身の多いお肉もいいですが、鶏肉と合わせて炊き込みごはんにするのもおすすめです。戻し汁を使って作れば、家族に好評な一品になるのでお試しください。
汁ものの具にも合う万能切り干し大根
『味噌汁はおいしい』
『味噌汁の具にする』
『私は味噌汁にいれる！ 保存効くから常備しといて、野菜がないときとか高いときにたっぷり入れるよ』
『ラーメンに混ぜて、カロリーオフに利用しています』
また味噌汁やラーメンなどに入れて栄養補給をするママもいました。水で戻さず味噌汁に入れば、お汁もいただけるので切り干し大根を余すことなく堪能できそうです。どんな料理にも便利な切り干し大根ですが、ひとつ欠点があるとすれば、生の大根よりも値段が高いことではないでしょうか。であれば、自宅で自作してみてはどうでしょう。大根が安かったり使いきれなかったりした場合、千切りにして天日干しすれば作れます。筆者は1週間天日干しにしましたが、3日間でもできるようです。ぜひ子どもと一緒に作って、自然の恵みを存分に味わってみてくださいね。
文・安藤永遠 編集・山内ウェンディ
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