<大人になって後悔>もっと勉強しておけば良かったと思う?何を学びたかった?
子どもの頃は勉強が苦手だったり、ほかに楽しみたいことがあったりで、真剣に勉強に取り組んでいなかった人もいるかもしれません。でも大人になって勉強について改めて考えると、少し複雑な気持ちになることも。ママスタコミュニティのあるママから、こんな質問がありました。
『今となって、もっと勉強をしておけば良かったと思う? 勉強なんて必要なかったと思う?』
学生のときに、もっと勉強をしていろいろな知識を得た方が良かったと後悔する人や、逆に勉強はしてもしなくても同じで、結果的に必要なかったと感じるケースもあるのでしょう。他のママたちは学生のうちのできる勉強について、どう考えているのでしょうか。
振り返ると、勉強は必要なかった
『私は勉強が全然できなかったけれど、短大卒業後、銀行の事務センターに就職、銀行員と結婚。今は喫茶店のパート。勉強ができなくてもなんとかなった』
『すぐ結婚したし必要なかった』
勉強はさほど必要がなかったと感じるママの場合、学生時代に学んだことだけで対応できる職に就いたことが理由の1つになりそうです。それ以上の知識を求められることがなければ、さらなる勉強は必要ないと感じてしまいますよね。また結婚をして専業主婦になることもあるのでしょう。そうするとさらに勉強をすることがなくなり、むしろ家事や子育てに時間や労力を使うようになりますね。
後悔するママ。どんな勉強をした方が良かったと思う?
資格取得のための勉強
『大学の頃、もっといろいろな資格を真面目に取っておくべきだったなと思う』
『小中高の勉強というより、資格の勉強をしておけば良かったと思う。何か資格を取っておけば良かった』
資格取得のための勉強をしておけば良かったと後悔するママもいます。資格を持っていれば仕事の幅が広がり、収入が増えることもありますよね。また1度取ってしまえば、一生使える資格もあります。学生のころに頑張って資格を取得していれば今頃は……と考えることもあるのかもしれません。
英語の勉強や英会話
『思う! 英会話ペラペラの人に憧れる』
『自分の場合、昔から好きな物ばかり夢中になる。国語や歴史は大好きだけれど、数学や地理はさっぱり。多分、生まれ変わっても同じ気がする。でも、英語はもう少し真面目に頑張れば良かったかも』
日本にいる限り日常生活で英語を使う機会は少ないですが、海外旅行のときに英語が話せれば良かったなと思うこともありますね。また外国人がいる職場も多くなっているので、仕事での言葉の壁をなくしたいと思うこともあるのでしょう。国際化が進んでいる中では、英語の大切さを痛感することも少なくありません。
もっといろいろなことにチャレンジしておけば良かった
『勉強もそうだけれど、もっといろいろなことにチャレンジすれば良かったと思っている。かなり若いうちから「いまさらこんなこと始めても……」とか「私がこんなことをやっても……」みたいに考えがちで、やってみたいけれど手を出さなかったことがたくさんあって、今とても後悔している』
『今思えば、勉強をしていればいろいろな職業に挑戦できたのにと思う。もったいないことをした』
『もう少し目的を持ってやっていたら良かったんだよなーとは思っている。当時は漠然としていたから、結局その道から外れて……。学んだことは身についているけれど、勉強はやっていた方が幅が広がるのは確実』
自分の可能性を広げるという意味で、勉強は必要だったと感じるママもいますね。また芸術やスポーツなど勉強以外でも、知識を深め、経験を積むことはできます。もっといろいろなことに目を向けて挑戦していれば、もしかしたら違う人生を歩んでいたのかもしれない。そんなことを思うと、勉強をしておけば良かったと後悔することもあるようですね。
勉強する環境が整っているのは幸せ
『親の保護があるうちにもっとやれば良かったと思う! 仕事しながら、家事しながら、子育てしながらの勉強は私にはきつい。ご飯を作ってくれて、洗濯してくれて、お風呂も沸いていて、お金の心配もなく勉強や運動で自分磨きしてれば良かったあの頃のありがたさ、当時はわかんなかったなあ』
ママになった今、いざ勉強をするとなっても、時間の確保が難しい場合もあります。子育てや家事をしながらでは、勉強のスピードも落ちてしまうのでしょう。また勉強するにはお金もかかりますから、親がお金を出してくれて、勉強に集中することができる環境にあった学生時代はとても恵まれていたと考えられます。学生の頃には当たり前と考えていたことも、立場が変わると見え方も違ってきますね。
勉強するのに年齢は関係なし!
『知らない、わからないことがたくさんあるから、今もこれからもずっと勉強を続けるよ』
『今はやりたいこと、人生の目標が見つかったから資格取得の勉強をしているよ』
『今でも勉強はできるから、子どもと一緒に漢検の勉強をしたり本読んだりしているよ』
勉強は、やろうと思えば年齢に関係なく取り組めること。大人になるとさらに専門性が高いことや資格取得のための勉強になることもありますし、趣味でしていることの深掘りもできるでしょう。そう考えると「学び」はずっと続けることができますね。「今さら勉強をしても」ではなく「まだまだ現役」と思って、知りたいこと学びたいことをもっと追求していくのも楽しいのでしょう。また、生涯に渡って学び学習をしていく「生涯学習」もあり、自治体によっては文学や料理、武道、スポーツなど広い範囲で学びの場を提供していることもあります。そのような仕組みを利用して、これからも勉強をしていくのもいいかもしれませんね。
文・こもも 編集・みやび イラスト・わたなべこ
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