<ときどき欲しい労い>ソワソワしてしまう母の日。子どもたちに何かしてもらったことはある?
毎年5月の第2日曜日は「母の日」です。日ごろの感謝を込めて、子どもたちからプレゼントもらっているママもいるのではないでしょうか? しかしその一方で、特に何もないまま1日を過ごすママもいることでしょう。ママスタコミュニティに投稿をくれたあるママも、なんだか寂しい母の日を過ごすことになりそうなのだとか……。
『母の日に、家族に何かしてもらったことはある? 幼稚園行事で母の日に似顔絵もらったりしたけれど、小学校に入ってからは何もない。今年もなさそうで、悲しい……』
子どもが幼稚園の頃は、母の日に向けてプレゼント制作をしていたこともあり、毎年似顔絵をもらっていた投稿者さん。しかし小学生になった今、そのようなプレゼントはなくなってしまったそうです。高価なものが欲しいわけでないけれど、せめて感謝の気持ちくらい欲しい……そんな思いがあるのでしょうか。でも投稿者さん同様、母の日に特に何もないママは少なくないようですよ。
そもそも園や小学校で「母の日」について学ばない
『うちの幼稚園は母の日と父の日に何もない』
『今は小学校で、「母の日にお母さんに手紙を書きましょう」とか「折り紙でカーネーションを作りましょう」とかやらないんだろうね。昔はやっていて、そこで母の日を覚えたんだけれど、複雑な家庭の子がいるからやらなくなったのかな』
「以前は母の日のプレゼントを制作することもあったが、今はそのようなことをしない」といった方針になっている学校もあるようですね。両親がいる子どもばかりとは限らないので、その子たちの気持ちを考えてのことなのでしょう。母の日について学ぶ機会がなく、母の日の存在すら知らなかったり、プレゼントを作る機会がなかったりすることから、結果的に母の日に贈り物が「できない」子どももいるのかもしれません。ですが母の日に、ちゃんとプレゼントをもらっているママもいましたよ。そんなママたちは、一体どのような贈り物をもらったのでしょうか?
母の日のプレゼント、みんなは何をもらった?
甘くて美味しい「スイーツ」
『旦那と子どもたちが合同で、ケーキとプレゼントを用意してくれる』
『バイトしたお金でスイーツを買ってきてくれる』
『団子をもらいました』
日々家事に育児、仕事をしているママへ感謝の気持ちとして、ママが好きなスイーツをプレゼントすることもあるようですね。母の日に向けて特別なケーキを販売するお店もありますし、普段あまり買うことがない少し高級なスイーツを選んでプレゼントしてくれることもあるでしょう。スイーツを食べながら、ゆっくりとしたひとときを過ごせそうですね。
定番の「カーネーション」
『娘が小学生のときにカーネーションを買ってくれたことが、1度だけある』
『毎年お花をもらっているよ。私をおいて買い物に行って、バレバレなんだけれど、サプライズのつもりだから頑張って驚いている』
母の日のプレゼントとして定番なのがカーネーション。たくさんのカーネーションが束になっているものもあれば、シンプルな1輪のものもあります。また、寄せ植えやリースなどもあるようです。カーネーションと一口に言っても、贈り物としてのかたちはさまざま。今年はどんなカーネーションだろうかと楽しみにしているママもいるのかもしれませんね。
一生懸命描いた「似顔絵」
『下の子がまだ幼稚園児だから、可愛い似顔絵を「ママいつもありがとう」ともらった』
子どもが幼いと、似顔絵をプレゼントされることも少なくありません。園や小学校で母の日に関する授業があれば似顔絵を描くこともありますし、スーパーによっては母の日用の似顔絵を募集していることもあるでしょう。それを見て子どもたちは、「お母さんに似顔絵をプレゼントしよう!」と思いつくこともあるのではないでしょうか。
家事をやらなくていい「自由な時間」
『母の日だからと、全ての家事をやってくれるのが嬉しい(笑)』
『1日自由をもらった』
『毎年母の日は姫扱いよ。家事を全部旦那と子どもがやってくれる。1日中ごはんの支度や献立を考えなくて良いのはすごく助かる』
『小学生のとき、手作りのお手伝い券をもらったのが1番嬉しかった。いまだにとってある』
なかには掃除も洗濯も食事の用意も全部家族がやってくれて、「好きなことを思いきりできる時間」がプレゼントになることもあるようですね。毎日大変な家事をかわりにやってくれるのは、とても魅力的な話ですね。また、なかには母の日だけでなく、他の日にも使える「お手伝い券」をもらうママも。使うかどうかはママしだいですが、コメントをくれたママのように、あまりに嬉しくて使うことができない気持ちもわかります。
母の日はもっとアピールしていい!
『年に1回なんだし、もっとアピールしたら? 私なんて5月入ったら厚かましいぐらいアピールして、毎年子どもから何かもらう。子どもも「毎年毎年アピールうざい(笑)」とか言いながら、面白おかしくプレゼントしてくれるから、その感じが恒例になっている』
『子どもは育てた環境通りに育つんだよ。父の日とか敬老の日とか一緒に贈り物を考えてあげていたら、自然と母の日にも何かしてくれるよ』
母の日にプレゼントがないと嘆くより、いっそのこと「今月は母の日があるよ」「●●が欲しいな」と、もっとアピールしてみてはいかがでしょうか? 仮に子どもが母の日に気付いていなかったとしても、ママの言葉から思い出せることもあるでしょう。それに知っていながらも子どもが恥ずかしがっている可能性もあります。特に年齢が高くなると、「プレゼントなんて……」と照れくさく思ってしまうこともあるでしょう。そんな子どもの恥ずかしさをなくすのも、ママからの上手なアピールなのかもしれませんよ。
また、母の日だけでなく、父の日や敬老の日といった意味のある日に子どもと一緒に祝う習慣をつくれば、自然と母の日も意識するようになってくれるのかもしれません。その日がどんな日なのかを教えることも、後々の自分にとって大切なことになってきそうですね。
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