前回からの続き。2年前に元旦那と別れて、故郷に戻ってきました。ある日親戚が集まった席で……。

「違う名字の人に、田中家が代々守ってきた土地を継がせるのはちょっと、がっかりよね……アンナちゃんの再婚相手がお婿さんになってくれる人だったらいいんだけど」と、親戚の言葉が頭から離れません。令和の世の中だというのに「名字」とか「婿」とか……おばさんの化石のような考え方に胸が苦しくなります。
でも、それ以上に心に刺さったのは「これから再婚するかもしれないし」という言葉です。
私はもう恋愛も再婚もする気はないのに……今、シングルですごく幸せなのに……。「やっぱり結婚して夫婦で暮らすのが当たり前でしょ」と……なんとなく生き方を否定されたような気になりました。

母からの温かい励ましの言葉を受け、身体の底から力が沸いてきました。

シングルマザーという生き方はまだまだ世の中から見たらスタンダードではなくて、口さがない人があれこれ言うかもしれないけれど、そういう声に惑わされず、私は私の幸せを追求していきたいです。

原案・ママスタコミュニティ　脚本・大島さくら　作画・水戸さゆこ　編集・横内みか

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