<夫と妻実家の関係>みんなの両親は婿さんを気に入っている?悪口を言わない理由って?
ママスタコミュニティによくあがる投稿のなかに、ママと義実家との不仲エピソードがあります。「義母にこんな嫌味を言われた」「義父の古い考え方にうんざり」などなど、内容はさまざま。夫は選べても、その家族は選べないということでしょうか? 義実家との関係が良好なママは少ない印象です。
では、その逆はどうでしょう? みなさんの実家と、ダンナさん。関係は良好ですか?
「おまえにはもったいない」婿さんを褒め称える両親
『みんなのご両親は、ダンナのことを「よい婿をもらった」と喜んでいる? それとも悪口を言ってる?』
ママスタコミュニティにあった投稿です。”婿”というと妻側の家に入った男性を思い浮かべる人も多そうですが、シンプルに”娘の夫”という意味合いもあります。
『喜んでいるよ。「なんでこんな娘に、こんなによい人が!」って』
集まったコメントのほとんどが、こうした声。妻と義実家の関係を考えると信じられないような数でした。
『喜んでいる。いつもダンナに「ありがとう、ありがとう」と言っている。私には「あんたにはもったいない人だから、大事にしなさい」と』
『「おまえには過ぎたダンナ」だって。私もそう思う』
世のなかにはダメな妻と優秀なダンナさんの組み合わせが、それほど多いのでしょうか? それともご両親が謙遜しているだけ?
『実家に帰るたび「おまえは結婚相手ですべての運を使ったから、宝くじは当たらないよ」と、言われる。それくらい素敵な夫です』
どうやらコメントの多くには、みなさんのノロケがこっそり入っているようです。
婿さん大好きな理由は「やさしいから」「息子がほしかったから」
婿さんが大好きな実家も、少なくありません。
『父は知人に紹介するとき、ダンナを「息子」と言う。「まぁ、義理の息子だけど」と付け加えているけど、相当気に入っているんだろうな』
『すごーく大事にしている。帰省すると、食卓はダンナの好物中心に。お土産もダンナの好きな物が、当たり前に用意されている。ダンナは何をしても褒められる』
こちらのコメントをくれた方のダンナさんは、一人でも妻の実家に遊びに行くとのこと。それだけ大切にしてもらったら、ダンナさんも居心地がよいでしょうね。「両親は私といるより、ダンナといるときのほうが楽しそう」という声もありました。寂しさ以上に、良好な関係をうれしく思う妻は多いでしょう。
それだけダンナさんを大切にしている理由を教えてくれるコメントもありました。
『どちらの親にもやさしいよ。私の代わりに用事を頼まれにも行ってくれるから、本当にありがたい』
『両親に何かあったとき、ダンナがよく手伝ってくれる。性格がおおらかで、両親の話にもつきあってくれる』
目立ったのは「実家の手伝いをよくしてくれる」という声です。力仕事など、若い男性のほうが得意なこともありますよね。
『父は三姉妹の婿たちと、孫を連れて釣りとキャンプに行った。娘ばかりだったから、息子とやりたかったことを今やっているみたい』
兄弟がいない人のコメントで、目立ったものです。「いつか息子ができたら」というお父さんの夢を叶えているのでしょう。「お酒を飲まないダンナなので、父は少し寂しそう」というコメントもありましたが、お父さんたちには心に秘めている”息子とやってみたいこと”リストがあるのかもしれません。
婿さんを悪く言わないご両親が多いのは、どうして?
投稿者さんが尋ねた「悪口を言っている」ご両親は、ほぼいませんでした。では、それだけ素晴らしい人しかいないのかといえば……そうではないですよね。
『喜んでいる。本質を知らないから。本当はDV男なのに』
ご両親が喜んでいるのは、ダンナさんの実態を知らないから。そんなコメントもいくつかありました。近居なら別ですが、婿さんと接するのは年に数回の帰省のときだけ、という実家もあります。「外面を気にするダンナは、自宅とは別人だから」という声もあったように、ダンナさんの本性に触れる機会がない場合もありそうです。
『私が”ダンナ上げ”のために嘘ばかり言っているから、親はダンナを「よい婿」と思っている』
嘘までついてダンナさんを褒めている人もいます。ご両親が婿さんの人柄を感じる多くは、娘を通した言葉です。「娘には幸せであってほしい」と思うご両親からすれば、嘘を疑う気持ちにはならないでしょう。
なぜそこまでするのでしょう? おそらくそこには「両親に余計な心配をかけたくない」という気持ちがありそうです。
『喜んではいない。酒癖が悪くて離婚問題になったこともあるから。でも、悪口は言わない』
『喜んでもいないし、悪口も言わない。ただただ「可愛い娘が選んだ人だから」というだけ。ダンナが誰であろうと立ててくれると思う』
本心では婿さんを快く思っていなかったとしても、それを娘には伝えないご両親。娘の気持ちを尊重する、気遣いといえそうです。
さらに親世代には、”男性を立てる”意識が根強くあるのかもしれません。
『これまでのダンナのモラハラ発言を知っていても、温厚な父はダンナにやさしく接していた。「君の娘が将来ダンナさんにそんなことを言われたら、どんな気持ちになると思う?」と諭していた』
こちらのお父さんは、その典型といえそうです。「娘が選んだ相手」と考え、根気強く婿さんに向き合っていたといいます。しかしそんな気遣いも、ダンナさんにはまったく響かず……。「ある日また、子どもの前で『おまえの頭がおかしいからだ!』と言われ、それを母にグチったら、父に伝わったようで……。それから父はダンナに会っても話しかけないし、目を合わせることさえなくなった。離婚届を取りに行って、『渡せ』と言われたよ」とのこと。とうとう堪忍袋の緒が切れたのでしょう。ここまでガマンしてくれていたことに、お父さんの大きな愛情を感じますね。
『女側の親って、婿さんにやさしいよね。男側の親も、嫁さんにやさしくできないものかねぇ』
義実家との関係に悩むママスタコミュニティの投稿を見ていると、ついこんなことを考えてしまいますね。 みなさんのところはいかがでしょうか?
文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・Ponko
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