<焼きそばでいいよ>旦那や子どもからの食事のリクエストにカチン!言い方をもう少し考えてほしい
旦那さんや子どもからの何気ない一言に「カチン」とくることってありませんか? 少し想像力を働かせて言葉を発してくれれば怒ることもないのに。そう思うことは結構あることかもしれませんね。今回ママスタコミュニティに投稿されたのは、家族から「○○でいいよ」と食事のリクエストをされたカチンとくる体験についてでした。
『家族から「お昼ご飯は素麺でいいよ」と言われるとムカつくし、「焼きそばでいいよ」と言われてもカチンとくる。じゃあ何だったらいいのよ。あなたが納得するお昼ご飯って一体何なの?』
旦那さんかお子さんかはわかりませんが、家族からの食事のリクエストのされかたにイライラを募らせている投稿者さん。投稿を見て「わかる~」と相槌を打ちたくなるママも多いのではないでしょうか。今回は旦那さんやお子さんが食事のリクエストをする際に登場しがちな「○○でいいよ」の「で」の部分についてお話しします。
「で」に怒り心頭なママたち
『「で」がダメなんでしょ』
『「○○でいいよ」の「で」がムカつくのわかる~』
言っている側は何気なく使っているので、問題があることに気がついていない言葉って意外にありますよね。今回の「○○でいい」の「で」も、まさにイラッとワードのひとつなのかもしれません。
ママたちの声によると、「○○でいい」の「で」を使う言い方は、言われる側はちょっとモヤっとしたりイラッとしたりしてしまうワードのようです。たかが「で」の一言にここまでイラッとしてしまうのはなぜでしょう。
「で」がイライラさせる理由
『「で」って言われるのって腹が立つよね。なんだか諦めた感があってイヤ。じゃあ自分で作りなよってなる』
『「で」がムリ。どれほど簡単なものであれ、作って貰う立場の人が言うなって思う。「(簡単に)○○で」って言うくらいなら自分で作ればいいよね』
ママたちが話しているように、「○○でいい」と言われてしまうことに、どこか諦め感が漂うことが気になるのかもしれませんね。作って貰う立場の人が、「どうせ○○しかないんでしょ、じゃあそれでいいや」と言っているように聞こえると、作る人はイラッとするかもしれませんね。
なんとなく上から目線に感じる
『何を作るにしても手間は掛かるのに「○○でいいよ」って言われると、「どうして上から目線で言うかな」って思う。「簡単なもので譲歩してやっているよ」感が癇に障るんだよね』
『「○○でいいよ」って、「○○で我慢する」って意味だよね』
言っている側の立場からすると「○○でもOKだよ!」という許容のつもりかもしれませんが、言われる側が言葉を受け取る際には、横柄な印象を受けるかもしれませんね。「じゃあ自分で作りなよ」と思わず言いそうになるママの気持ちもわからなくありません。
「○○が」なら許せると語るママたち
『「○○で」じゃなく「○○が」なら、求められている感じがするから、「しゃーない、作ってやるか!」ってなる』
『リクエストされるのは構わないけど、「○○でいいよ」の正しい使い方は、「外食でいいよ」とか「デリバリーでいいよ」だよね。妻に作らせるのに「○○でいいよ」じゃないわよ。せめて「○○がいいな」でしょって思う』
1文字違いで大違いとはまさにこのことでしょうか。「○○で」ではイラッとするママたちも、「○○が」なら許容できるようです。ニュアンスの違いでこれほどまでに印象がかわるのであれば、旦那さんやお子さんにも気遣ってもらえたら万事解決になりそうです。
模範解答を考えよう
「○○で」がダメで「○○が」なら許容できるママたち。旦那さんや子どもたちに伝えるとき、どのように答えればいいのか、模範解答を聞いてみました。
『「いらない」が一番嬉しい』
『自分のお小遣いでごはんを食べてくるね~。帰りに君においしいお弁当を買ってくるね。かな』
『「素麺でよければ俺が作るよ」とか「焼きそばでいいなら俺が作ろうか?」なら大歓迎』
ある意味「模範解答」な答えが続々と寄せられましたね(笑)。しかしこれはあくまでもママたちの願望のようなので、本格的な模範解答はこのようなイメージでしょうか。
『作ってくれる相手に、「何ができる?」って聞くことが先じゃないかなあ』
ママから寄せられたこのコメント。まさに模範解答ではないでしょうか。
筆者の子どもも、「何が食べたい?」と聞くと、投稿者さんのご家族のように「素麺でいいよ」とか「なんでもいいよ」とかいう子だったんです。
しかし「○○でいいと言うなら自分で作りなさい。作って欲しいならまずは『何ができる?』と聞くべきでは?」と教えたところ、「○○で」と言われることがなくなり万事解決となった経験があります。
妥協案かもしれませんが、「○○でいいよ」と言われるよりは断然気持ちが楽になりました。みなさんもご家族に「何ができる(作れる)?」と言ってもらえるようにお願いしてみてはいかがでしょう。少しのことかもしれませんが、気持ちが楽になるかもしれませんよ。
些細な違いで相手の感情は変化する
『自分は気にならないからわからないって思っていると、人の感情に鈍くなっていきがちだよね。こういう話を聞いたときは、イヤだと感じる人もいるんだなって思うように気をつけたい』
「○○でいいよ」はダメで、「○○がいいな」は許容できる。このような些細な言葉の違い、ニュアンスの違いは、理解できる人もいれば理解できない人もいるでしょう。しかし理解できないからと言って頑なに言い方を変えないでいると、他者とのコミュニケーションを取る上で問題が起こってしまう可能性もあります。
今後は、旦那さんやお子さんなどに「○○がいいな」とか「何ができる?」と聞いてもらった方が助かる、ありがたいと正直に伝えることからはじめてみてはいかがでしょう。相手も言われないと何がいけないのか気づけませんものね。
少しのアクションで胸につっかえていたモヤモヤやイライラが解消できるかもしれません。お願いするつもりで、ご家族に優しく「教育的指導」をし、お互い気持ちよくすごせるようにしてみてはいかがですか?
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ イラスト・くずり
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