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<介護やめました>お金だけじゃない!大変な思いをする家族をないがしろにしないで【第4話まんが】

前回からの続き。
義両親の介護を5年間続けてきました。しかし義両親は、介護をまったく手伝わない義妹にも旦那と同じだけ遺産を相続させるつもりだそうです。それを聞いて私も旦那も、介護を続ける気がなくなってしまいました。旦那が「遺産はいらないから施設に入ったら」と提案したところ、義妹は「両親がかわいそう!」と大反対。義両親も義妹に同意しています。

今後どうなろうとも、私は義両親の介護に入るつもりはありません。時短勤務から通常勤務へと変更してもらい、やっと自分たちの家族中心の生活に戻れました。
そんなある日。仕事の休憩時間中、若手の後輩(裕子の娘)にポロッと介護の愚痴をもらしたところ、「実はうちも介護でもめて……」という話になりました。彼女のお母さんは10年以上の介護疲れから体調を崩し、実母の介護から手を引いたそうです。わが家の話にもすっかり同情してくれて……。
【完成版】482【第4話】私、親の介護やめました「彩乃の場合②」01

【完成版】482【第4話】私、親の介護やめました「彩乃の場合②」02
【完成版】482【第4話】私、親の介護やめました「彩乃の場合②」03

住み慣れた家を離れたくない義両親の気持ちもわからないわけではありません。でも「息子や嫁に介護してもらって当たり前」という考え方には、どうしても従う気にはなれないのです。
もし介護が必要となる前に、私たち家族が義両親にすごくお世話になっていたらまた違ったと思います。けれど義両親はどちらかというと義妹家族優先で、孫差別を感じることもたびたびありました。
それでも義両親や旦那のために……と頑張ってきましたが、大変な思いをしながら尽くしている人と何もしない人が同じというのは、やはりおかしいと思います。

遠方に住む私の両親はまだ元気ですが、いずれ介護が必要となる日が来るかもしれません。実家の近くに妹家族が住んでいるので、なんとなく「うちの両親の世話は妹に任せて大丈夫かな」と思っていました。しかし今回のことを通じて、介護は距離や金銭的な都合だけでなく、介護する人・される人の思いや人間関係が影響してくることを学びました。

(妹や両親とも、「もし介護が必要になったら……」って話を一度してみようかな)
そして、もし自分たちが介護してもらう側になったら……そのときはちゃんと、支えてくれる人たちに感謝を伝えられる人でありたいと思います。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・千永美 作画・Ponko 編集・秋澄乃
【つぎ】の記事:<義両親の要求に納得できナイ!>「嫁実家が金を出せ」援助を要求!【前編まんが:私の気持ち】

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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