<義実家に異議アリ!>男尊女卑?「子どもにバカにされるよ」義母の主張に、言及【後編まんが】
前回からの続き。5年くらい前の話です。義実家には「義父が一番エライ、女と子どもは一歩下がって父親を立てなければいけない」というルールがあります。これまでは仕方なく合わせてきましたが、そのたびに私たち家族はイヤな思いをするばかりでした。
長男は義父に怒鳴られ、すっかり萎縮してしまいました。そしてその日の夕食にも、こんなやりとりがあったのです。
義母:「ご飯まだあるわよ。おかわりいる人?」
そう義母が呼びかけ、夫や子どもたちがおかわりをよそってもらいました。しかしその後、義母は私の方を向いてこう言ったのです。
義母:「あ、女の人は自分でよそってくださいね」
私:「……」
自分でよそうのは構いません。でも「女の人は」という言葉は必要なのでしょうか? 案の定、長男が義母に質問しはじめました。
長男:「どうして女の人だけ自分でおかわりなの?」
義母:「なんでって、当然でしょう? ユミさん、どんな教育してるの?」
夫:「現にどっちがエライなんて、俺ら夫婦のあいだで考えたことなんてないよ」
自分たちの方針で正しく育てたはずの息子に反論され、さすがに義両親は絶句した様子。その後、帰宅した私たちはあらためて今日の会話について話しました。
私:「今日はありがとう」
夫:「いや、俺もちょっと不満が溜まってたからさ。言いすぎたかな」
私:「まあ自分たちを否定された気はしたかもしれないよね」
子どもたちは次第に「よく怒られるし怖いから……」と義実家には行きたがらなくってきました。これから義両親と会う機会は成長とともにますます減っていくのでしょう。
価値観が合わず不愉快な相手とは距離をおけばいいだけのこと。でも親との関係を断ち切ることはなかなかできません。譲れないことを守るために自分たちの意見を主張することは、決して悪いことではないと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子
【つぎ】の記事:<シングルマザーの結婚>「息子にお父さんを作ってあげたい」私に訪れた幸せ【第1話まんが】