子ども時代の体調不良。熱を出したり風邪をひいたりしたときに食べたものといえば?
冬の到来とともに、インフルエンザやノロウイルスといった感染症が流行しますよね。お子さんをもつママたちにとってはヒヤヒヤハラハラする日々が続くでしょう。お子さんが体調不良のときに気になるのが食事の用意ではないでしょうか。何とか栄養のあるものを食べさせたい、と考えるママも多いでしょう。
今回ママスタコミュニティにあがったのは「自分が子どもだったとき、どんなものを食べていた?」という問いかけです。
『子どもの頃、熱をだしたり風邪ひいたときに、これ食べてたな、とか飲んでたなと覚えてるものある? 私は熱出したら、やたらすりおろしたりんごを食べさせられた。あとはにゅうめんが定番メニューだった』
コメントを参考にすれば、お子さんの体調不良に備えることもできるかもしれませんね。それではママたちの「子どものころ」を見てみましょう。
定番メニューは消化の良い「おじや」「うどん」
まずは「食事系」の思い出が寄せられました。
『卵入りのおじややうどんだった』
『卵おじや、鶏がらスープの野菜の雑炊、温かいうどん』
『お粥が苦手だったからおじや作ってもらってた』
卵おじやに卵入りお粥など、栄養をとってもらうことを狙って卵を使うお宅も多いようですね。「お粥が苦手でおじやにしてもらった」というコメントがありましたが、わが家の息子もこのタイプです。「口のなかでモッタリするのと味気がないのが嫌い」とのことでお粥を食べません。結局いつも「くたくたに煮たうどん」を作っています。
『にゅうめん』
『祖母がうどんを作ってくれた』
「うどん」や「にゅうめん」はスルッと喉ごしが良いので小さなお子さんにも食べやすいメニューですね。
くだもの缶詰、プリン、アイスクリームも
お粥やうどんさえも受けつけないほど体調が悪いとき、ママたちは子どものころこんなものを用意してもらったようです。
『みかん缶か桃缶が定番でした』
『桃かみかんの缶詰はよく食べてた』
くだものの缶詰は甘くて冷たくてのど越しも良いですね。みかん缶のみかんは一口サイズですし、桃も小さくカットすることができます。少しずつ口に運べるという点でも嬉しいですよね。
『私は扁桃腺を腫らすタイプでまともに食べられないから、アイスとか夏はスイカを食べてた』
『母親がプリンとヨーグルトを買ってきてくれた』
『近所のケーキ屋にソフトクリームが売ってて、それを父が買ってきてくれたのが嬉しかったなぁ』
『牛乳プリン』
ほかにもプリンやアイスクリーム、ヨーグルトといった例もありました。どれも甘くて冷たいので、食欲がないお子さんでも口にできそうです。
“すりおろしりんご”は好き嫌いが分かれる?
ところで投稿者さんが食べていたという「すりおろしりんご」。体調不良のときによく出されるイメージがありますが、好き嫌いが分かれるようです。投稿者さん自身でさえこういいます。
『熱があっても食欲は普通だったから、りんごは“すりおろし”じゃなくて“切っただけ”の方がいいんだけどなって思ってた』
するとこれを読んだママたちからも「じつは私も……」といった声が続いたのです。
『私もすりおろしりんごを食べさせられてたけど、あれ嫌いだった。すぐ茶色になるし。でも食べないと食欲もないと思われて面倒だなぁ、と思ってた』
『すりおろしりんごは私もイヤ~。それなら普通に切っただけでいい』
親としては、消化がよく食べやすいものを、と思って手間をかけてりんごをすりおろしているわけです。けれど当の本人たちは「気に入らなかった」とは……。それなら言ってくれればよかったのに! と思ったママは1人や2人ではないでしょう。
けれど大丈夫。安心してください。「好きだった」というコメントも見られましたよ。
『すりおろしりんごは風邪ひいたときにしか食べられないから、私は嬉しかったよ』
『うちもすりおろしりんごだった。私は吐きやすい子どもで、体調が悪いと固形物が食べられなかったから嬉しかったよ』
わが子が熱を出した、食欲がない、となれば親としては当然心配になりますよね。少しでも食べられるものを……と思って用意をしますが、親になった今は本人に「何が食べたい?」「どうやって食べたい?」と聞いてみても良いのかもしれませんね。
記憶に残るのは見守られた情景
今回投稿者さんの問いかけは「何を食べた?」でしたが、ママたちからは食べものと同時に「見守られた情景」を思い出すコメントも寄せられました。
『普段は2階の子ども部屋の2段ベッドで寝てたんだけど、熱が出ると1階の座敷に布団を敷いてそこに寝てた』
『熱が出たときは、おでこに当ててくれた冷たいタオルと、氷枕が気持ちよくて好きだったな』
記憶に残るのは食べものばかりではないのでしょう。家族に心配されながら看病された情景、そのときにかけてもらった言葉、様子を鮮明に覚えているものなのですね。
一番の薬は見守られている安心感だったのかも
さらにはこんなコメントも続きます。
『普段はお菓子やジュースを買ってくれない家だったけど、風邪ひいたときだけは最後の晩餐かってくらい好きなものを買ってくれた』
最後の晩餐とは(笑)。思わず笑ってしまいましたが、きっとこのときだけは甘えるだけ甘えても良いという環境だったのでしょうね。
『よく冷えたくだものを好きなだけ食べさせてくれて、それがすごく冷たくて美味しくて嬉しかった記憶』
体調が悪く不安なときに「家族に大切にされた」という記憶はいつまでも心に残るものなのですね。一番の薬は「見守られている」という温かな気持ちだったのかもしれません。
きっと今、ママになった皆さんはわが子の体調不良を前に、自分がしてもらったときと同じように看病にあたっていることでしょう。きっとその温かな気持ちと行動は、お子さんの「嬉しい思い出」となって引き継がれていくのでしょうね。
【つぎ】の記事:<レジ袋の小さな問題>【前編】「袋いりますか?」に対して「大丈夫です!」の返答、間違ってる?
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- 子どもの頃熱出したり風邪引いたりした時