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<育児を丸投げママ>義両親との同居を解消。心を入れ替えた夫と新たなスタート【第12話まんが】

前回からの続き。5年くらい前の話です。義実家で同居をしている私たち夫婦は2年前に結婚しました。子どもはまだおらず、私は日中仕事をしています。同じ市内に住んでいる義姉のマドカさんは毎週末、一人息子のシュウヤくん(生後11カ月)を連れて義実家に帰ってきます。その際のシュウヤ君のお世話や看病は、いつも私の役目。夫に相談するも「たまにするお世話がそんなに大変なら、母親になんてなれないよ」と言われてしまいました。私は意を決し、義両親とマドカさん、そして夫と話し合うことを決めました。
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ため込んでいた気持ちをすべて吐き出すことができました。
マドカ:「いままでこんなにもサナエちゃんにお世話になっていたなんて知らなくて……。本当にごめんなさい」
マドカさんからは謝罪の言葉がありましたが、私たち夫婦は義実家を出ることを決めました。義両親もシュウヤくんを預かることが難しいとのことなので、マドカさんは今後ファミリーサポートを利用することにしたそうです。
引っ越しの日、実母と実父が手伝いにきてくれました。

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親はいつだってわが子の幸せを考えているものでしょう。今回のことも、義母にとっては、大切な娘の幸せを考えてのことだったはずです。しかし盲目になりすぎず、子どもが大切だからこそ常に子どもと、そのまわりを冷静に見渡せる“客観性”が必要なのだと母は教えてくれました。赤ちゃんを持つ若いママだって、子どもが成人した高齢のママだって……子どもの年齢に関わらず「ママ」である以上、みんな気を付けなくてはいけないことなのかもしれません。
実母:「そういえばお義姉さんはどうなったの?」
サナエ:「時短勤務を申請したみたい。それでマドカさんも同居を解消するんだって。となりの県に旦那さんとシュウヤくんと3人で住む家を建ててるらしいよ」
実母:「そう……。みんな、見えないだけでいろいろあるのかもしれないわね」
マドカさんの事情は詳しくは知りませんが、私は新しい家で、心を入れ替えた夫と心機一転頑張っていきたいと思います。

【第13話】に続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・荻野実紀子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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