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<熟年離婚の記録>何年経っても忘れられない旦那の裏切り「12月31日、家を出る」【前編まんが】

2021年のお正月。私は小さなこたつで好きなテレビを観ながらひとり分のお節を食べています。こんな穏やかなお正月を迎えられるのはいつぶりだろうか……。旦那と結婚した18年前。思えば私の結婚生活は我慢の連続でした……。
12月31日、私は家を出ます 前1

結婚する前、旦那は話題も豊富で、素敵なお店や場所を知っていて、「付き合う」には最高の人でした。当時若かった私は、そんな旦那の大人な魅力を素敵だと思い、結婚することに。
その後、双子の男の子と、年子でもう1人男の子を授かり、年の近い3人男児の育児で毎日疲弊していました。私がバタバタと育児に追われている間、旦那は浮気をしていたのです。旦那の裏切りを知ってショックだった気持ちはもちろんありましたが、当時専業主婦だった私は、幼い3人の子どもたちを抱えて離婚する勇気もなく……素直に謝罪をしてくる旦那を許し、再構築することにしました。
12月31日、私は家を出ます 前2
その後も旦那の女遊びは続き、そのたびに裏切られてショックな気持ちを隠しながら、何度も何度も許して生活していました。
「なんでこの人は私を裏切るんだろう……」
「私を何度傷つけたら気が済むんだろう……」
「私の何がいけなかったんだろう……」
たくさん、たくさん悩み、眠れない夜もあり、旦那を見ると吐き気や頭痛がするときもありました。けれど私には3人の守らなくてはいけない命があります。「いつか……いつか別れてやろう……」私の心のよりどころは、息子たちと、この「いつか」という思いでした。

その後、子どもたちの成長に合わせて私も仕事を再開。子どもたちが高校生になり、仕事も順調。生活も穏やかに落ち着いてきた11月のある休日の昼間。

12月31日、私は家を出ます 前3

リビングでのんびりテレビを観て笑っている旦那の後ろ姿を見て、ふと思いました。
「なんでこの人は散々私を裏切っておいて、平穏に笑っていられるんだろう……」
私のなかでいままで我慢していた糸が「プツッ」と音を立てて切れました。12月31日に家を出ようと決意したのです。

【後編】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・春野さくら 編集・Uemura

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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