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「子どもに励ましの言葉をかけてあげられなくて悩んでいます」9:ロータス(蓮)ママのお悩み

190_小学校_Ponkoこんにちは。マダムなつよ。私の仕事は鑑定士。生年月日からわかる性質を花や植物にたとえて「ガーデンキャラ分析」をしているわ。

「子育てには正解はない」って言われるけれど本当にそうよね。情報はたくさんあっても、なかなか具体的なヒントが手に入らない。だけどママのキャラクターによって悩みやすい傾向はあると思うし、子どもとのコミュニケーションのヒントも見えてくる。同じキャラクターのママのお悩みがヒントになるかもしれないと思って、ママたちのリアルなお悩みにお答えしていくことにしたわ。

あなたはどのキャラクター? 生年月日さえあればすぐに結果がわかるわ。まだ自分のキャラクターを知らない人は、ぜひ「ガーデンキャラ分析」をやってみてちょうだいね。

「子どもに励ましの言葉をかけてあげられなくて悩んでいます」

今日のご相談は「9:ロータス(蓮)ママ」のSさん。さっそくお悩みを聞いてみることにしましょ。

『息子が「かけっこで負けちゃう」といった悔しい気持ちを打ち明けてきたときに「気にしないで!」というような声がけが多くなってしまいます。“生きているだけでまるもうけ”な気持ちがあるので、私は正直「まだまだこれから! 速くなるよー」くらいの気持ちなんです。でも息子は思いのほか落ち込んでいるので、もう少し寄り添った声がけや行動をとりたいのですが、正直「いいじゃーん、悔しかったら練習するしかない!」と思ってしまって……励ましのような言葉を言ってあげられなくて悩んでいます』

「生きているだけでまるもうけ」この一言がロータスママの特徴をよく物語っているような気がするわ。自分や他者に「過度な期待」を抱かないのがロータスママ。お子さんの頑張り、そして存在をまるっと認めているからこその言葉よね。結果や評価に一喜一憂しない、どっしりとした安定感がロータスママの魅力なの。

一方で息子さんはというと、ママとは真逆、自分へも他者へも期待がとても大きいタイプ。「僕はもっとできる」「かっこいい自分でいたい」と無意識ながらに思っているし、だからこそお友達に負けるのがとても悔しいんじゃないかしら。「悔しいなら練習するしかないじゃない!」ってママは思うかもしれないけれど……。「もっとできるはず」という自分への期待を持っているからこそ、息子さんは簡単に自分の気持ちを切り替えられない。失敗したり負けたりを経験したあとは、復活までに少し時間がかかるの。

もうひとつのお悩みからも、そんな様子が見えてくるみたい。

自信のなさの裏側にあるもの

『息子が困ったとき、担任の先生にヘルプを出せないことが心配です。恥ずかしがりなので、そのせいかなと思っていたのですが「先生は“自分でなんとかしなさい”ってタイプだから」「先生はこういうこと聞くと困ると思うから」と言って、結局自分は困ったままということが多いです。相手のことを考える気持ちはなくしてほしくないのですが、うまく対処法を伝えられずに悩んでいます』

本人の言葉どおり「先生が困るから聞けない」というのも、理由のひとつだと思う。息子さんは周りのことをよく観察しているし、相手への気遣いにあふれている優しいお子さん。くわえて、さきほどのお悩みと合わせて考えると……息子さんにはプライドが高いところがあるんじゃないかしら。ヘルプを出すということは、ある意味「僕はできません」と自分の未熟さや努力不足を認めることになるでしょ? 息子さんは、それがイヤなのかもしれない。

そこで、あらためてママの性質と比べてみましょ。

プライドが高い子どもが落ち込んでいるときの声がけは?

ロータスママは、どちらかというと「プライド」というものと縁遠い人なんじゃないかしら。ママ自身、順位や勝敗があまり気になっていないんだから、当然「気にしないで」という声がけになってしまうわよね。それもいいんじゃないかしら。

ただ息子さんは「気にしないで」と言われても「気になっちゃう」タイプ。「あなたはダメじゃないよ」と言われたところで「僕はダメだなあ」と思っちゃうの。そう考えると息子さんは、きっとママからの励ましや寄り添いもうれしいけれど、それ以上に「落ち込みたいときにただただ落ち込ませてもらえる」ことを望んでいるのかも。気が済むまで、ひとしきり落ち込んだら自分のタイミングで復活してくるはずよ。グズグズ言うこともあるかもしれないけれど、きっとロータスママならうまく流せるんじゃないかしら。

息子さんは悔しい思いをたくさんして、たくましくなっていく。でもママが心配しているように「ヘルプを出せずに困ったまま」というのは確かに心配ね。即効性はないかもしれないけれど、こんなのはどう?

折に触れて「負けるが勝ち」という言葉を伝えていくの。勝ちたいという気持ちがあるのは、とても素晴らしいことよ。だからこそ、勝ちにもいろいろなパターンがあると知ってほしい。そして安心できるママの前では、とことんダメな自分でいていいんだとわかれば、また外の世界で頑張るパワーがわいてくるんじゃないかしら。

ガーデンキャラ分析とは

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「ガーデンキャラ分析」は生まれ持った性質を、花やハーブに例えて分析したもの。植物にそれぞれ適した土壌があり、適した育て方があるように、それを知らずにやみくもに育てても、なかなかうまく育たないもの。子育てだって、きっと同じ。育児本や育児雑誌どおりにいかないのは、ひとりひとりのママに自分らしい子育てスタイルがあって、ひとりひとりの子どもにその子らしい育ち方や成長スピードがあるから。「うちの子は成長が遅いな」「私は、なかなかママらしいママになれないな」そう悩むこともあっても、単純に開花のタイミングが違うだけのことかも。

……と、そうは言っても「じゃあ、どうやって子育てすればいいの?」と不安になってしまうとき。ヒントにしてほしいのがガーデンキャラ分析。生年月日を入力して、数字で自分のキャラクターをチェック! 「私ってどんなキャラ?」「うちの子はどんなキャラ?」子育てのひとつのヒントとして、ぜひ活用してね。

→ママと子どもにも相性がある!? お金の価値観や働き方、ママ友や義父母との関係性のヒントが得られる!

文・マダムなつ イラスト・Ponko

あなたはどのキャラクターだった? ガーデンキャラ分析の感想、ぜひ聞かせてちょうだい。待ってるわ。マダムなつ

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