<突然の誘いに困惑>休日は家族でキャンプに行きたいパパ、子どもたちが迷惑している理由とは?
アウトドアが好きな旦那は、子どもたちが幼い頃からよく川遊びやBBQなどに連れていってくれました。キャンプ用品を買い足しながら毎週のように泊まりがけで楽しんでいたあの頃。しかし子どもたちが小学校高学年になった今は……。
小6の娘と小4の息子はどちらかと言えばインドア派。学校のない週末は家でのんびりゆっくり過ごしたいタイプです。しかも高学年にもなると宿題だけではなく自主学習にも取り組まなくてはいけません。「キャンプに行こう」なんて言われたら予定が狂ってしまうのです。
そんなやりとりを見かねて、私は子ども達が寝たあと旦那と話し合うことにしました。
私「ねぇパパ、家族でキャンプに行きたいのはわかるけどさ。前の日に言うのはちょっと急すぎない?」
旦那「なんだよ、こっちは休日を家族みんなで楽しめるように考えているんだぞ」
そう、旦那のなかでは子どもたちはいつまでも、喜んでキャンプについてきていた小さい頃のままなのです。なんとか成長したことに気付いてもらわなくては……。
私「学校の勉強だって生活パターンだって、少しずつ変わってきているんだよ? 例えばこれを見て。4年生息子の学習ドリルだよ」
旦那「……面積? グラフ!? もうこんなに複雑な宿題が出るのか」
旦那はようやく、前日にキャンプに誘われることが子どもたちにとっていかに大変なことなのかを理解したようです。
旦那「でも明日は流星群が見られる日だから、どうしても見せてやりたかったんだ……」
私「じゃあ、今度からは前もって誘ってみたら? 子どもたちもそういうパパの気持ちは嬉しいんじゃないかな」
それからは旦那も子どもたちに歩み寄り、予定を事前に聞いた上で計画を立てるようになりました。突然の誘いには気乗りしなかった子どもたちも、それならばOKと応じているようです。子どもの成長に合わせて親も意識を変えていく必要があるのだなと思う出来事でした。
文、作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子
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