いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

今日のごはんはどうしよう?迷ったときに役立つ、居酒屋のまかないおかずレシピ4撰+万能だしレシピ

万能チャーシュー

「毎日、同じようなおかずになってしまう」とか「今日のお夕飯は何にするか思い浮かばない」など日々のおかずに迷ってしまうママもいますよね。しっかりとした味つけのプロのごはんを参考にしたくても、ご時世もあってなかなか外食に行くことができません。ましてや居酒屋は、もう何年も行っていない……。そんな人たちに、居酒屋さんYouTuber「無駄なし!まかない道場」、小田原「まねき屋」の店主のレシピを参考に料理してみるのはいかがでしょうか?

今回はみなさんに、居酒屋さんの味つけを楽しめる美味しいおかずをご紹介いたします。忙しい人でもちゃちゃっと作ることができる、簡単でお手軽なレシピです。日々のおかずとしてだけではなく、ママ友との持ち寄り料理にもおすすめですよ。

「万能チャーシュー」

■材料
豚バラ肉(かたまり):500g
黄金だし:1リットル(※記事の最後でご紹介します)
塩:小さじ1(豚肉の重量の1%)
A
・しょう油:400ml
・砂糖:少々
もやし:1袋
ごま油:適量(もやしの炒め油)
塩・こしょう:少々
長ねぎ(小口切り):適量
からし:少々

■作り方
1. 豚肉に塩を塗り、熱したフライパンに入れる。きつね色になったらひっくり返して全部の面を焼く。
2. 深い鍋に1を入れて、豚肉が沈むくらいに黄金だしとAを入れる。沸騰したら落し蓋をする。15分くらいで豚肉をひっくり返して、だし汁が豚肉の1/3になるまで煮る。
3. フライパンにごま油をひき、もやしを塩・こしょうで炒めて皿に盛り、スライスした豚肉をのせて2の煮汁をかける。お好みでからしを添えて、長ねぎを散らす。

味の染みたチャーシューで、みるみるとごはんがなくなっていきますよ。ママたちにはからしをちょんとつける食べ方がおすすめです。お肉を焼くときは、油をひかないことがポイントのよう。メインのおかずになる一品です。

「無限なす」

無限なす

■材料[2人分]
なす:2本
ピーマン:1個
サラダ油:適量
A 黄金の合わせ調味料
・オイスターソース:大さじ3
・しょう油:大さじ1
・みりん:大さじ1
・砂糖:大さじ1
・すりごま:15g

■作り方
1. Aの合わせ調味料を作る。
2. なすはへたを取り縦割りにし、8等分にする。ピーマンは細切りにする。
3. フライパンに多めの油でなすを炒め、焼き色がついたらピーマンと合わせ調味料を加えて軽く炒める。

オイスターソースが香るしっかりとした味つけで、お箸が止まらなくなります。筆者も作ってみて、驚くほどなすが美味しかった一品。野菜でごはんがすすんでいきますよ。

「ベーホーレンエッグ」

ベーホンレンエッグ
■材料[2人分]
ほうれん草:1/2束
ベーコン:50g
卵:4個(200g)
塩:少々(卵の重量の1%、約2g)
ケチャップまたはしょう油:適量
マヨネーズ:適量
サラダ油:適量

■作り方
1. ほうれん草、ベーコンを1~1.5㎝幅に切り、油をひいた玉子焼き用フライパンで炒める。
2. ボウルに卵と塩を入れて溶き合わせ、1を入れる。
3. 油をひいた玉子焼き用フライパンに2を1/3量入れて、玉子を巻きながら焼いていく。さらに手前に油をひき、1/3量を追加して焼き、残りも同じように焼いていく。
4. ひっくり返しながら焼き加減はお好みで。器に盛りつけ、マヨネーズ、ケチャップやしょう油を添える。

野菜が苦手なお子さまでも、玉子焼きのなかにほうれん草を入れるとパクパクと食べてしまうかも。ケチャップとマヨネーズは、玉子焼きとの相性が抜群です。卵に入れる調味料は塩だけなのに、ベーコンとほうれん草のうま味が玉子焼きに染み込んでいるので、美味しいハーモニーを味わうことができます。

「昔の食堂のオムライス」

オムライス2
■材料[2人分]
ピーマン:1個
たまねぎ:1/2個
鶏むね肉:150g
塩:1.5g
サラダ油:適量
ごはん:500g
卵:4個
粗びきブラックペッパー:少々
ケチャップ:50g
ウスターソース:5g
塩:少々

■作り方
1. ピーマンとたまねぎをみじん切りにする。鶏肉は皮を取り、1㎝角に切る。
2. フライパンに油を温めて、鶏肉を入れる。塩(1.5g、鶏肉に対して1%)を入れて、完全に火を通す。たまねぎ、ピーマンを加えてたまねぎが半透明になるまで炒める。
3. ごはんを加えて具材と混ぜ炒める。
4. 粗びきブラックペッパーを入れて中火にする。ごはんを奥に寄せて手前をあけ、ケチャップ(20g)を入れて炒めて水分を飛ばし、ケチャップが煮詰まったらごはんと炒め合わせる。
5. 別のフライパンにサラダ油を熱し、溶いた卵に塩少々を入れ、中火から弱火で薄焼き卵にする。4をのせて形を整えてから皿に盛る。
6. 卵を焼いたフライパンでケチャップ(30g)とウスターソースを煮詰め、オムライスにかける。

ごはんと具材が炒め合わさったら奥にまとめます。あけたフライパンの手前にケチャップを入れて、水分を飛ばしながら煮詰めていくことが、プロの味に近づくコツだそう。煮詰まったらごはんと炒め合わせてみましょう。ケチャップとウスターソースで昔ながらのオムライスの味になりますよ。

「黄金だしの正しい作り方」

黄金だしの正しい作り方
■材料[1リットル分]
水:1リットル
かつおぶし:30g(水に対して3%)

■作り方
1. 沸騰したお湯にかつおぶしを入れて、すぐに火を止める。
2. 浮いているかつおぶしが沈んだらこす。目の粗いざるであればキッチンペーパーをしいてこす。

最初にご紹介したチャーシューを作るときに使う黄金だしです。他にも煮物やあんかけ、麺料理のつゆやみそ汁などいろいろな料理に使うことができます。かつおぶししか使っていないので優しい味。こすときはかつおぶしを絞らないことが、苦味が出ないようにするコツのようです。

簡単にできるお店のメニューを食卓に並べると、ママも素敵な気分になりそうです。家族のおかずにはもちろん、授乳を終えたママたちの、家飲みのおつまみにいかがでしょうか? 子どもが寝た後に、美味しいおつまみで大人の時間を楽しんでみてもいいかもしれません。

※この記事のレシピは、『パパッと極旨!おつまみ道場 手早くムダなく!居酒屋の味』(KADOKAWA)より、許可を得て抜粋しています。

『パパッと極旨!おつまみ道場 手早くムダなく!居酒屋の味』

otsumami_hyou1_obi (1)

撮影:樋渡 創(クロスボート)イラスト:すぎうらゆう

著:無駄なし!まかない道場店主
価格:税込 1,540円(本体1,400円+税)
出版社:株式会社KADOKAWA
発行日:2021年9月16日

文・岡さきの 編集・しらたまよ

岡さきのの記事一覧ページ

関連記事

<私が送迎?>【前編】姪の習い事は付き添いが必要。旦那と義妹が、私にやらせようとしている
予想もしていなかった仕事を突然任されたら驚いてしまうのは無理もありませんよね。しかもそれが責任重大な内容だったら断りたくなるのも当然でしょう。今回の投稿者さんはあることを押し付けられ、憤りを感じて...
義母の目前で「泊まっていけばいいよね?」とダンナが尋ねてくる。はっきり断るのはアリ?
たとえ結婚して実家を出ても、わが子はわが子。”わが子の家は自分の家”とばかりに、気軽に訪ねてくる義母のエピソードはママスタコミュニティでも事欠きません。 今回あがったのも、息子の家を訪れた義...
<キーワードは年齢>【前編】周囲の目が気になる。おひとりさまでどこでも行ける?
みなさんは「おひとりさま」での行動は好きですか? 最近ではひとりごはんやヒトカラという言葉も定着しつつあり、「ひとりで過ごす時間が好き!」と考える方も増えてきているかもしれませんね。しかし一方でひ...