先輩ママたちが語る「これは不要!」ベビーグッズのアレコレ
赤ちゃんの誕生を前に揃えたい「ベビーグッズ」。はじめてのお子さんの場合には何をどれだけ購入すれば良いのか、と迷うこともあるでしょう。ママスタコミュニティにこんな質問がありました。
『せっかく用意したのに使わなかったベビーグッズは何でしたか?』
投稿を寄せたのはプレママさんでしょうか。どんなグッズでも「使わなかった」という人もいれば、「すごく役に立った!」という人もいるでしょう。ですが使わなかった人が多いグッズなら揃えなくても良いか、という気持ちがあるのかもしれませんね。先輩ママたちはどう答えたのでしょうか。
代用できるものは揃えなくてもいいのでは?
おむつ専用のゴミ箱
『おむつ専用ゴミ箱とお風呂チェア』
『ビニールに包むタイプのおむつ専用のゴミ箱。面倒クセー! ってなって2日でリタイア』
おむつゴミが気になる、という人に人気の「おむつ専用のゴミ箱」。ゴミの収集日まで普通のゴミ箱に入れておきたくない、臭いが気になるという人は揃えるようです。しかし密閉できる箱を「わが家のおむつ専用ゴミ箱」にしたり、汚れたおむつをビニールに入れてしっかりと口を閉じれば、さほど臭いは気にならない、というママもいます。筆者の妹は、汚れたおむつは新聞紙に包んで捨てていました。見た目を隠せるだけでなく、新聞紙による消臭効果というメリットもあるようです。
おしりふきウォーマー
『おしりふきウォーマー。お祝いでもらったけど使わなかった』
おしりふきウォーマーは、冷たいおしりふきを温めておくことで、おむつ替えのたびに赤ちゃんがヒヤッとするのを防ごうというアイテムです。汚れが落ちやすいというメリットもありますが、無くても困らないというママも少なくありません。筆者は自分の手で人肌程度に温める”人力方式”で乗り切りましたよ。
離乳食グッズ
『外出用に買った麺類を切るハサミ。1回使ったかなってレベル』
『離乳食調理グッズ』
子どもが食べやすいように麺をカットするのは、大人の箸でも十分に可能です。離乳食を作るグッズも、そのためにわざわざ調理器具を揃えなくても、普段使っているもので代用できそうです。
子どもやママのタイプによるけれど……
ほかにも「これは不要だった」というコメントが届きましたが、いずれもお子さんのタイプによるようです。
スタイは使う子どもと使わない子どもの差がはっきり
『スタイ。1人目はよだれがすごかったから当然のように2人目に用意してたら、よだれが出ない子だった』
『スタイかな。一応何枚か買って最初は使ってたけど、嫌がって取っちゃうし使わなくなった』
『スタイって何十枚もベチャベチャになる子と1枚も必要がない子に分かれると思う。うちは、3人とも1枚も必要なかった』
スタイは食事のときにも使えるアイテムなので、まったく必要ないともいえませんが、洗い替えが数枚あれば十分というお子さんもいるでしょう。
哺乳瓶&搾乳機
『哺乳瓶(本体、替え乳首、消毒用セット)。子どもがミルク拒否でまったく使わなかった』
『哺乳瓶や調乳用ポット。消毒セット』
完全母乳で育てるママにとっては、哺乳瓶は不要かもしれません。またお子さんによっては、ミルクそのものではなく哺乳瓶の乳首を嫌がるタイプもいるようです。
『搾乳器。母乳が出なかったのでさっさとあきらめてミルクにしたので』
逆に母乳ではなく、ミルクで育てるママにとって搾乳器は不要ですね。
哺乳瓶や搾乳器は、赤ちゃんとママの授乳のリズムや方法が見つかってから数を揃えても間に合うグッズといえるかもしれません。
不要だったもの代表格は「ベビーベッド」
今回の投稿でママたちが声を揃えて「不要」と答えたのがこちら、「ベビーベッド」でした。
『ベビーベッドかな。腰痛持ちだから抱き上げたり下ろしたりおむつを替えたりするとき、腰をかがめるのが無理だった』
『産後で腰が弱ってるのにベビーベッドは拷問だわ』
出産を機に腰を痛めたという声もよく聞きます。ベビーベッドはママが腰をかがめて使う高さに設定してあるので、腰に負担を感じるママも多いのでしょう。「拷問だった」と嘆く声もありました。
『子ども2人いるけどベビーベッドは本当にいらなかった。結局、荷物置き場になってた』
『ベビーベッド。まったく使わなかったし、荷物置きにしても邪魔。置くと泣くし、完母で添い寝で授乳してたし』
ベビーベッドは使わないまま荷物置き場になったお宅もあるようですね。とはいえかなりの大きさですから「荷物置きにしても邪魔」というのも正直な感想でしょう。
『ベビーベッドは本当にいらなかった。母乳だったし自分の隣りに寝かせて、泣いたら母乳あげてた』
『ベビーベッド。可愛くていつも抱っこして寝てた』
『ベビーベッド。リビングに置いてたけど、結局床に寝かせてることが多かった』
赤ちゃんがベビーベッドにいることは安心に繋がる場合もあります。とくにペットや小さいきょうだいがいるお宅では、赤ちゃんの安全を守るために必要かもしれません。また赤ちゃんが動けるようになった時期、役に立つこともあるでしょう。けれどママと一緒のベッドや布団で寝られる環境があるならばベビーベッドは不要、と感じたママたちもいました。
ほかにも大型なのに不要だったものは?
大物で高価だったのに使わなかった……というものは、ほかにもありました。
『A型のベビーカー。生後数ヶ月は抱っこ紐で出かけるし、ベビーカーはB型やコンパクトタイプのかさばらなくて簡単に持ち運べるのを買った方が良いと思う』
『ベビーカー。高かったのに、乗るのを嫌がって3回くらいしか使ってない。リサイクルショップで売ったわ』
『ベビーカー。抱っこ大好きで乗せると泣くからほとんど使わなかった。なくても困らなかったと思う』
『ベビーバス。大きく生まれたのもあるけど、足でバスを蹴ると頭が当たるような気がして怖くて、早々にお風呂に入れるようになった』
どれもお子さんの好き嫌いやママの行動パターンなどによって、「役に立つ・立たない」が違ってきそうです。
必要最低限でスタートしてみて!レンタルもおススメ
『今はAmazonとかあるし、急いで買わなくていいと思う』
「出産前から全部揃えようとするのではなく、まずは必要最低限のものだけにして、少しずつ揃えてみたら?」そんなアドバイスが見て取れた今回のトピック。
とくに先輩ママたちの多くが答えた「ベビーベッド」や大型のベビーカーなどは慎重に考えても良さそうです。また哺乳瓶や搾乳器、スタイもお子さんやママのタイプによって要不要が変わりますから、お子さんの誕生後に状況に合わせて購入してもいいですね。さらに短期間しか使わないもの、試しに使ってみたいものであれば、ベビーグッズ専門店などでレンタルする、という方法もありますよ。
とはいえ、赤ちゃんの誕生を前に、あれもこれも揃えたい! と張り切るプレママの気持ちも分かります。どんなベビーグッズにしようかな、どんなデザインが良いかな、と探したり迷ったりするのも楽しい時間ですよね。どうかママたちの意見を参考にしつつ、素敵な準備期間を過ごしてください。
文・すずらん 編集・千永美 イラスト・193
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