児童を見守る朝の旗当番。登校する子どもたちに挨拶をしても反応がないから悲しい……
小学生の朝の通学路に立つ「旗当番」。子どもたちの安全を見守る保護者の大切な役割ですよね。大切な役割だとわかってはいるけれど、ある理由から当番に立つと悲しくなってしまうというママからのお悩みが寄せられました。
『旗当番のとき、こちらから挨拶をしても、子どもたちから挨拶が返ってこなかったら悲しい……』
投稿者さんから寄せられた旗当番にまつわる悲しみ。朝の旗当番を経験したことがあるママにとっては「あるある」な話しかもしれませんね。旗を手に、子どもたちの安心と安全を見守り立ち続けるママたちの声に耳を傾けてみましょう!
旗当番の悲しい定め?
『上の子のときは100%返ってきた挨拶が、9つ離れた下の子のときには半分ぐらいになっていたよ。親もシカトする人もいるから、子どもが挨拶を返さなくても仕方ないのかな~』
『こちらから挨拶をしたら、ガン見された挙句にムシされたり、視線すら向けなかったりだわ。ニコニコ笑顔を保ちつつ、朝から泣きそうな気分だったよ。悲しすぎてわが子が帰宅したときに、旗当番で立っている人にきちんと挨拶しているかを確認しちゃったよ』
子どもたちに完全スルーされるとわかっていても、大人として、保護者の立場として、こちらが挨拶をしないわけにもいきませんよね……。折れてしまいそうになる気持ちをなんとか奮い立たせ、笑顔で「いってらっしゃい」、「おはようございます」と言い続けるママたちは素晴らしいです!
挨拶をしない子どもたち。どうして?
『学校が「挨拶ができる児童に!」なんて言っているのに、旗当番に挨拶すらできない児童ばかり。恥ずかしいなら、会釈だけでもすれば違うのになって思う』
『挨拶もできない子たちを見ていると、どうして自分だけ頑張らなきゃいけないの? とイライラしてくるのは事実。なぜ家庭や学校で挨拶に対する教育をしないんだろう。思春期だから挨拶ができないとか意味不明だわ』
これから社会に出ていくための準備を積み重ねていく子どもたちだからこそ、朝の挨拶ぐらいしっかりしてもいいのでは? そのように考えるママたちのお気持ちもよくわかります。子どもたちが挨拶をしない事情には、一体どのようなことが考えられるのでしょう。
防犯教育をしているから?
『今の世のなか、「知らない人には話しかけない」という教育をしているご家庭も多いからかもね』
『もしかして、知らない人に挨拶をしないように言われているのかな。知らないっていっても、同じ学校に通う児童の保護者なのにね』
子どもへの防犯教育として、「知らない人と話をしない」などと伝えている方もいるかもしれません。もしかすると子どもたちは、それらの教えをきちんと守っているから挨拶をされてもスルーするのでしょうか?
とはいえ、通学路に立ち学校が用意した旗を手に挨拶をしてくる人は、児童の保護者のことが多いですよね。それでも「知らない人だから挨拶はしない」と線引されてしまうと、少々悲しいモノがありますね……。
子どもにも子どもの事情がある
『感染症対策でマスクをしているせいか、子どもたちもこちらの表情とかがわからないし、どう反応するべきか迷っているのかも。なんとなくだけど、マスクをするようになってからの方が、子どもからの挨拶率が下がった気もする』
『集団登校だけど、私語禁止だからみんな黙々と歩いている。そのせいか元気に挨拶してくれる子は少ないなあ』
『朝だから眠いからかもね』
子どもだからといってみんながみんな、朝からシャキッと爽やかに挨拶ができるかと言えばそうでもないですよね。眠くて反応できない子もいるかもしれません。せめて会釈をするなどの小さな反応でもあれば、ママたちも救われそうです……。
小さな幸せを噛みしめるママたち
『逆に今まで返ってこなかった分を吹き飛ばすくらい、元気に自分から挨拶をしてくれる子がいない? いろいろな子がいるから見ていておもしろいよね』
『返事をしてくれたら嬉しいし、ときどき自分から挨拶をしてくれる子もいて感心する』
『うちの子の友だちが小さく手を振ってくれる姿が可愛い』
子どもたちがときどき見せてくれる愛らしさや元気な挨拶が、ママたちにとっての至福ポイントなのかもしれません。そのような小さな幸せを噛み締めながら、ママたちは今日も元気に旗当番に勤しむのでしょう。
期待しすぎないことがポイント
『恥ずかしくて返せない子、性格によって返さない子、いろいろな子がいる。相手は子どもなんだから大人が割り切らないと』
『子どもは思春期だったり、人見知りだったりといろいろあるから。はじめから挨拶は返ってくることを期待していない。元気がなくてもこちらの大きな声を聞けば、元気を出してくれることもあるかもしれないよ』
旗当番のママたちが元気に挨拶をすれば、子どもたちも元気な笑顔で挨拶を返す。とても理想的ですよね。しかしあまり理想を求めたり、期待しすぎたりしてしまうと、反応がまったくないときにショックを受けてしまいますよね。
ここはひとまず割り切って、子どもたちの反応を期待しすぎないよう、いい意味で諦めてみてはいかがでしょう?
いつも笑顔で元気に挨拶をしてくれる人が通学路にいる。この事実は、反応は薄くても子どもたちの安心に一役買っているのではないでしょうか? 子どもの反応は気にせず、「通学路の守護神」として元気な挨拶で旗当番を頑張りましょう!
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