＜親子で返済するローン＞二世帯住宅を建てたのに！海外永住を決意した息子の理由は【第4話まんが】

前回からの続き。数年前の話です。学生の頃に母が亡くなり、ひとりで俺を育ててくれた父。一緒に二世帯住宅を建てようと提案され、俺は自分にできる精一杯の親孝行だと思って承諾しました。



二世帯住宅を購入した後、間もなく父が「今付き合っている人がいる。結婚も考えている」と真剣な顔で言ってきました。はじめは大丈夫かなと思っていたけれど、相手の人柄がわかり、俺も快く受け入れることができたのです。そして俺の海外赴任が決まったとき、反対する父を説得して後押ししてくれたのは再婚相手でした。

赴任先で出会ったのは、日本に留学した経験のある現地の女性。俺よりずいぶん若いのに自分の考えをしっかり持っているところに惹かれ、付き合って一年ほど経った頃には結婚を決めていました。しかし案の定、父は猛反対……そして何より問題になるのは二世帯住宅のローン。俺は必死で売却先を探し、なんとか解決にこぎつけたのです。

二世帯住宅を建てると言われたときは、一生をかけてローンを返していくことが自分にできる最大の親孝行だと思っていました。しかし海外で生きていくと決めた今は、父も「一番の親孝行は息子が幸せで暮らしていることだ」と言ってくれているそうです。父の言葉を胸に、家族のためにこの地で頑張っていきます。

原案・ママスタコミュニティ　作画・猫田カヨ　編集・井伊テレ子
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