<上手い近所付き合いとは>話好きな楽しい人?「親切なご近所さん」の正体……【後編】まんが
前回からの続き。引っ越してきた土地で出会ったAさん。プライベートなことまで質問してくるAさんに、私のなかの危険信号がなりました。「Aさんとも、この辺の人ともある程度の距離感が必要かもしれない」そう思ったのです。
しばらくAさんと距離をおいてご近所をそれとなく観察してみました。みなさん組み合わせはそれぞれだけど、仲良さそうに談笑しているのを見かけます。
みんな私たち家族のことを詮索しているような素振りなんてなく、付かず離れずとても気持ちがいい距離感で接してくれるのです。
「もしかして少し変わっているのはAさんの方?」
そう思えてきました。
自分のことを話すAさんは少し寂しそうにみえました。
Aさんに疑問を感じたことはありました。でも、他のご近所さんもAさんも、私が「親切だな」と思ったことはたしかにありました。
まわり同士がどうあれ、自分との関係性が問題なければそれでいいのかなと思います。
さまざまなことに気持ちを揺さぶられて、自分の未熟さを痛感しました。また、「ご近所付き合いって難しい……」とも感じています。
私は引っ越した当初、両隣さんのあまりの淡白さに少し寂しいなと思いましたが、あっさりしているぐらいの距離感の方が、長くうまく続くのかもしれないと思ったのでした。
脚本・rollingdell 作画・まゆか! 編集・横内みか
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