夏休みも運動部で頑張るわが子の水分補給。何を持たせたらいいの?
暑い太陽が照りつける夏休みも、毎日のように部活動に出かけていく中学生。わが子を応援したい一方、熱中症にならないか心配するママもいるでしょう。対策としてまず真っ先に考えたいのは、水分補給ですよね。大きな水筒を持たせたいところですが、中身は一体何ですか? お水? それとも麦茶ですか?
スポーツドリンクは糖分の摂り過ぎが心配
ママスタコミュニティにも相談がありました。投稿者のお子さんは、夏休みも炎天下で毎日3〜4時間部活をしているのだそう。顧問の先生から「スポーツドリンクか、塩分タブレットを持参してほしい」という連絡をもらったといいます。
『部活中にタブレットを食べる時間はないと思います。1.5l用の水筒を持たせたいのですが、スポーツドリンクは糖分の多さが気になります。運動をしていれば、毎日飲んでも大丈夫でしょうか? みなさんはどうしていますか? ちなみに水筒は、スポーツドリンク対応のものを用意してあります』
投稿者さんが糖分の多さを気にするのには、理由がありました。
『今日たまたま学校からもらった”保健だより”に、ペットボトル飲料に含まれる砂糖の量が書いてありました。それによれば一般的なスポーツドリンクの糖分は、500ml当たり角砂糖7〜10個分。1.5lだと3本分なので、20〜30個! 糖分の摂り過ぎが心配になり、思わずトピックを立ててしまいました』
500mlのペットボトルには30g以上の糖分が含まれているといわれています。角砂糖1個は約3〜4gですから、500mlのスポーツドリンクで角砂糖10個分前後の糖分を摂取することになります。たしかに、一度知ってしまうと不安になってしまう糖分量ですよね。
この相談に対するアドバイスが寄せられました。
『この時期で屋外の部活なら、かなり体力を消耗しますよね。スポーツドリンクの糖分も必要だと思います。スポーツ時以外に飲まないのなら、それほど問題ないと思いますよ』
『炎天下で滝のように汗をかくのなら、スポーツドリンクの糖分を気にしている場合じゃないかも。命に関わるからね』
『人工甘味料でも気にならないなら、糖分低めのスポーツドリンクもあるよね。あとは麦茶に塩をひとつまみ入れるのもいいらしい』
スポーツドリンクといっても、今はたくさんの種類があります。糖分の量をひとつずつチェックしてみるのもよさそうです。
夏の部活は水筒複数持ちが基本!
同じように部活動に頑張る(頑張っていた)中学生のママたちが、参考になる実例を教えてくれました。
『うちは1.5l用の水筒と、スポーツドリンクのペットボトル500mlを凍らせて持たせているよ』
『2l用のジャグと、500mlペットボトルを2〜3本。クーラーボックスに入れて持たせていたよ』
『スポーツドリンクだけだと、口のなかが甘ったるくなるみたい。うちは1l用の水筒に麦茶、500ml用の水筒にスポーツドリンク』
『うちの子、スポーツドリンクだけだと「喉が渇く」って言うんだよね。普段あまりジュースを飲まないせいかな? だから1.5l用の水筒に麦茶、500mlのスポーツドリンクを3本。そのうち1本は凍らせておく』
目立ったのが水筒とペットボトルの複数本持ちです。考えてみれば、飲み物すべてがスポーツドリンクである必要はないですよね。水筒に麦茶を入れ、スポーツドリンクのペットボトルを持たせるなど、工夫をしています。
水筒1本だけを持たせる家庭が少ないことに、投稿者さんは驚いた様子です。
『うちはスポーツ少年団もやっていなかったので、知識があまりなくて。水筒2本持ちという概念がありませんでした! ものすごい水分量が必要なんですね』
水分に加えて持参したいあれこれ。頑張るわが子を応援しよう!
飲み物だけで、かなりたくさんの荷物になりそうですが、それに加えてこんなものまで用意している家庭もありました。
『うちはテニス部だったんだけど1l用の水筒にはスポーツドリンク、1.5l用の水筒には麦茶。それにプラスして塩分補給用としてわが子の好物”きゅうりのぬか漬け”をたくさんの保冷剤と一緒に持たせてた』
『うちの子はサッカー部のマネージャーをしているんだけど、部員のなかには塩を舐めている子もいるみたい。塩分タブレットは、部費で買って用意してあるよ。「食べる時間がない」ってことはないと思うけどな』
『タブレットって、噛めばすぐに溶けるよ。水分補給したすぐあとで口に入れれば、時間はかからないと思う』
『うちは塩分タブレットも持たせていた。水分補給はこまめにしないといけないから、そのタイミングで食べていたみたい』
熱中症対策には、塩分補給のことも忘れてはいけませんね。投稿者さんもスポーツドリンクに加えて塩分タブレットを持たせてみてはいかがでしょうか。
『うちは水筒とは別に、クーラーボックスにスポーツドリンクと麦茶のペットボトル、濡らしたタオルなどを入れて持参しています』
投稿者さんのお子さんが通う学校では「指定バッグがあるので、クーラーボックスは持っていけなさそう」とのこと。そうであれば、クーラーボックスの代わりとして折りたためる保冷バッグに、凍らせたタオルと保冷剤を入れておくのも良いかもしれませんね。
ママたちからのさまざまなアドバイスを受けて、投稿者さんはこう答えています。
『タブレットって、飴みたいなものだと思っていました。うちの子は飴を噛むのが苦手なので、ダメだなぁと。すぐに溶けるのなら良さそうですね! みなさんの意見を参考にして1l用の水筒にスポーツドリンク、1.5l用の水筒に麦茶、あとは塩分タブレットと冷やしたタオルを持たせてみます。子どもの様子を見ながら、調整していこうと思います。
こんなに暑いのに、13時からの屋外部活が毎日3〜4時間。キツそうだなぁ。しかも毎日19時からは塾です(笑)。みなさん、ありがとうございました!』
中学生は部活に勉強に大忙し! 頑張っているわが子のためにも、万全の熱中症対策でサポートしていきたいですね!
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