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<孤独死した母>通夜前、深夜に呼ぶ声…… #本当にあった不思議な体験:夏【エピソード16:後編】

前回からの続き。敷地内同居をしている母が屋敷のなかで亡くなっていた。気づいたときにはすでに死後2日経っていた。しかし通夜の前日、屋敷の仏間に遺体を安置して家に戻ると、深夜に激しくドアを叩く音が……。
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家の玄関を叩いて呼ぶ声は、まぎれもなく母だ。俺たちは怖くなって互いに身を寄せ合った。亡くなった母は、屋敷に安置されているはずなのに……。その後、恐る恐る家を出て母のもとへ向かったが、仏間にある遺体はそのままで。何も変わった様子はなかった。俺のことを呼んだあの声はいったい……?

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その後、俺たち家族は母が暮らしていた屋敷へと移り住んだ。毎日手を合わせて、仏壇に線香もあげている。もう二度と母さんには寂しい思いをさせないように……。俺たちの思いが伝わったのか、あれ以来ドアを叩く音も「あんちゃん」と呼ぶ声も聞こえることはない。
「母さん、ひとりで逝かせてしまってごめんな。どうか安らかに……」

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・うーにゃ 編集・井伊テレ子

【本当にあった不思議な体験】を最初から読む:私たちの空白の5時間はどこに……?女子高生を襲った奇妙な出来事

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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