ママたちを憂鬱にする夏休みの宿題。ママが楽になる日記、自由研究、読書感想文のコツとは?
梅雨が明け、晴天が続くともう夏休み。ロングバケーションを楽しみにしている子どもをよそに、毎年大量に出される夏休みの宿題に鬱々としているママがいるようです。
『夏休みの宿題で困るもの。私は花の観察(猛暑で枯れる)。日記(書くことがない)。音読(モチベーション上がらない)。夏休みの思い出(緊急事態宣言中)。読書感想文(本嫌いになる)』
投稿者さんは、コロナ禍中の異例な夏休みもあり、困っているようです。なかには子どもの教育のための宿題のはずが、逆効果と感じる宿題もあるようです。こちらのお悩みに他のママたちはどう答えたのでしょうか。
ドリル勉強以外の夏休みの宿題に鬱々とするママたちの声
『去年観察用のミニトマトを置いていたら、じーさんが脇目を摘んだり、肥料をあげたり、勝手に世話して気まずいくらいに誰よりも立派に育ってしまったよ(笑)。自由研究はもう手を貸すの一切やめた。やれることをやれる範囲ですればいい。あとは宿題の丸つけが嫌だ』
『低学年の読書感想文と、高学年の星の観察。読書感想文は、作文の書き方の授業が終わってからして欲しい。星の観察は、家からだと見えないから、わざわざ見える所へ一緒に行かなきゃいけないし、1時間ごとに星の動きを観察しなきゃいけないから面倒』
『5年生から課題AとBからそれぞれひとつずつと言われている。課題Aは工作、ポスターで、課題B読書感想文、一研究、統計グラフ。どっちかにして欲しい』
夏休みの宿題は地域や学校によってさまざまですが、総じて夏休みらしい宿題にお困りのようですね。とくに子どもの観察力を養うための宿題は親のお膳立てが必要になり、面倒なのかもしれません。それ以外にも、夏休みの定番の宿題、自由研究、夏休みの日記、読書感想文について多数コメントが寄せられたので紹介します。
コロナ禍で困るのは、夏休みの日記の題材
『日記。コロナ禍に配慮しろよ。毎日家で宿題、ゲーム、YouTubeだよ。家の中でのイベントそんなにできないから』
『日記は本当やめてほしい。日常のことを書くとばかにされるらしい。みんなコロナ気にせずに出歩いていて、先生も県外の実家に帰省したり、家族で出掛けた話しをしたりしたらしくウワーッて思った』
投稿者さん同様、コロナ禍で題材に困るといった声が寄せられました。たしかに自粛生活のなかで、旅行や人が集まる密な場所の体験は書きにくいもの。一方自粛生活を徹底する子どもが、肩身の狭い思いをするのは違いますよね? 子どもにはのびのび書かせることを重点に、親子で日常の楽しみを見つけてみてはいかがでしょうか。先生たちも前年の反省をもとに配慮してくれるかもしれません。もし心配であれば、連絡帳などに「密を避け、感染対策をしっかりして旅行に行きました」や「自粛生活のなかで日常を違う角度で見ることに重きを置きました」などと、親から先生に一言断りをいれてもいいですね。
自由って不自由!自由研究に苦しむママは多し
『自由研究。子どもが勝手に友達と約束してきてしまった。相手の親から連絡あり、親が既にやる気満々。私は仕事しているし相手の親と温度差あり。「子どもがやる気なんだから、やるしかないでしょー!」みたいに連絡きたから断れなかった。正直面倒くさすぎるよ』
『自由研究も困った』
『自由研究が嫌だ。テーマ決めてくれたら楽なのに』
『自由研究これが嫌。いつも悩む。子どもが勝手に考えてくれたらいいんだけれど』
『自由研究なんて研究したい子だけでいいじゃんと思っていた。親が手伝わなくていいものを出して欲しかった』
ママの声で一番多かったのが自由研究でした。自由研究はテーマ決めから実践、まとめまで段階があり、一番難解かもしれません。ただ親のサポートをどこでするか決めてしまえば意外と簡単にこなせるかもしれませんよ。たとえば、自由研究のためのスケジュール決めをして自主的に子どもが取り組めるようにしてはいかがでしょうか。「テーマ決めは7月中に行い、8月に入ってから実践開始、夏休みの終盤にまとめに入る」と区切りをつけてみてはいかがでしょう。親はスケジュール管理に徹すれば、親の手間が省けるかもしれません。低学年ではまだ難しいかもしれませんが、子どもがテーマの候補を考え、親子で候補を一つにしぼるなどが所々でサポートできれば、同じやり方で来年、再来年にも応用でき、楽になるかもしれませんよ。
低学年の読書感想文が最高にムズイ
『1年生で読書感想文出す意味が分からない。学年が上がるとなくなる不思議。意味分からん。夏休みイヤだなぁ……。大人になってまで夏休みの宿題にこんなに憂鬱になるとは思わなかった』
『小1の読書感想文。ひらがな書くので精一杯なのに、作文なんて子どもだけじゃ無理だよ。親の手伝いがなければできない宿題を出さないでほしい』
『読書感想文と自由研究。小2でまだ上手く文章を組み立てられないし、親の私がいろいろ質問して言葉を引き出さないといけないから。自由研究も調べたり実験したりして内容をまとめないといけないから』
最後は、低学年の読書感想文が困るといったママの声を紹介しました。とくに小学1年生であれば、自分が感じたことを人に伝える初めての体験になるかもしれません。もし自分が感じたことにママが関心を示してくれないと一気にモチベーションが下がってしまうかもしれません。ですから、低学年のうちは、内容は二の次にして、子どもが感じたことに共感したり、寄り添ったりして親子の時間を持つことに重きを置いてはいかがでしょうか。骨は折れますが、豊かな情緒を育むために、一肌脱いであげてくださいね。
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