「オタクのママと友達になりたい!」好きなものに熱中するパワーが周りまで元気にする
かつて「オタク」という言葉が、ネガティブな意味合いで使われていた時代もありました。しかし今や「オタク」は褒め言葉。”みんな同じがいい”という世のなかから、個性を尊重する風潮になったことも影響していそうです。たとえそれが一風変わったものだとしても何かに夢中になれる熱量の高さが、周りの人まで元気にしているようです。
好きなものに夢中になっている人は魅力的!
ママスタコミュニテイにも、オタクのママ友を求める投稿がありました。
『オタクのママと友達になりたい。人の悪口を聞くよりも、何かの専門知識を聞いているほうが絶対に楽しいと思う』
悪口の言い合いと断言するほど、ママ友はお互いを貶(おとし)めあっている印象でしょうか(苦笑)? 現実にはそればかりではないはずですが……。それはともかく、やはり何か特別に好きなものがある人には魅力があるようです。
『私はゲーム&アニメオタクで、友人はアニメオタク。情報交換もするし、お互い一緒にハマった作品もある。ずっとそんな会話をしているから楽しい。ママ友もいるけど、話す内容は誰かのグチばかりだもの』
『(趣味が高じた人が登場するテレビ番組)『マツコの知らない世界』が大好き。知らない世界に出合えるのがおもしろい』
好きなものを突き詰めて得た知識を教えてもらうことで、知らなかった世界の扉が開くような気がしますよね。
オタクの友達がいる人からは、こんなコメントが届きました。
『昔からの友達がオタクなんだけど、クセ強めの専門知識は聞いていて楽しい。ポジティブだから人としても尊敬している。ママ友にもそんな人がいたらいいなぁって思うよ。人の悪口は、言っても聞いても疲れるよね』
『オタクのママと友達なんだけど、その気持ちはわかる。脳内が子育てと”推し活”で占められているから、それ以外の人間関係はあっさりで悩まない、怒らない、落ち込まない。好きなものを追いかけている姿に、なぜか元気をもらえるよ』
周りにおすすめしたい”推し”がいる人も、立派なオタクといえそうです。大好きな推しを応援するためあれこれチェックするなど、忙しい毎日を送っていれば人の悪口を言っている暇などないのでしょうね。
オタクであることは秘密。ママ友には絶対にバレたくない!
とくに好きなものが同じママ友がいれば、毎日がより楽しくなりそうです。しかし現実にそんな相手と巡り会えるかといえば、やはり難しいようで……?
『そのオタを探すのが、難しいよね。一度ネット上で見つけたんだけど、自分の”オタ活”との温度差が激しくて引いてしまったよ』
『「もしかして?」と思っているママがいるんだけど、正面から「オタクですか?」と聞くわけにもいかず。モジモジしているよ』
好きな対象がマニアックで、同志が見つからないこともあるでしょう。しかし出会えない理由としてそれ以上に多そうなのが、オタクであることを隠しているケースです。
『職場にオープンにしている人がいるんだけど、私は隠しているから踏み込んだ話ができない。彼女と結婚前の私なら、私のほうがオタクレベルは高いと思うんだけど。でも最近は推しがいなくてさ。足が濡れてるくらいのレベルに落ちてる』
出産前ならすべてを推し活動に捧げられた人も、ママになれば事情が違ってきます。目の前の子育てで精いっぱい、さらにそれまでの推し以上の最強の推し=わが子がいるのですから。どっぷり”推しの沼”にハマっていた人が”足が濡れるくらいのレベル”になるのも、仕方ないことです。
また、かつてほどマイナスなイメージがないとはいえ、やはりオタクには”ちょっと変わった人”という印象も。常識人を装いながら(?)程よい距離感でつきあいたいママ友には、よけいに「知られたくない」と考えてしまうのでしょうね。
ソフトにアピールすれば同志が見つかるかも。目印はレアなグッズ!
『私の影響でヒプマイの曲を聴くようになったわが子(3歳)。保育園でも大声でヒプマイの曲を歌っているのを聞いてしまい、「ひぇ!」となった。園ママに「何の歌?」と聞かれたわが子が「ひぷまい!」と元気に答えていたときは、変な汗が出た。一方では「わかるママがいたら、友達になりたい」とも思う。CDもDVDも貸してあげるから、誰かお友達になってー』
キャラクターによるラップバトルが繰り広げられる「ヒプノシスマイク」、通称ヒプマイ。コメントをくれたママは隠してはいるものの、オタ友達を熱烈に求めているようです。何かよい探し方はないでしょうか?
『好きなアニメキャラがモチーフのキーホルダーをつけていたら、子どもの幼稚園で話しかけられて、オタ友ができたよ! 子どもの話はあまりしなくて、ほぼ推しの話ばかり。とても楽しい』
『園ママの中から探したいのなら、持ち物にキャラ物を取り入れて常に見えるようにしておく。できれば専門店とか通販だけでしか手に入らない、レア物を。わかる人なら、声をかけてくれるよ』
わかる人にはわかるグッズを身につければ、仲間を探す目印になりそうです。また少々勇気はいりそうですが、いっそ「隠さない」という手もあるようで?
『押しつけず、でも隠さずのスタンスでいたらオタ友ができたよ。私は基本NGなしのゆるオタ。今日もアニメを観てスマホで乙女ゲーをして、トップ画面に推しキャラを据え、元気に生きているので人生楽しいですよ』
オープンにする場合のカギは、ゆるさにありそうです。いくらマニアックな話を聞くのが楽しくても、身近な人から毎日聞かされるのはつらいもの。熱烈に好きなものがある”ガチオタ”だったとしても、周りにはソフトにアピールしておくほうが受け入れてもらえそうです。
『アイドルグループオタのママさん。一緒にいるとずっとその子たちの顔がどれだけ美しいかを熱弁され、会うたび新しい写真や動画を見せられる。子どもつながりの人だから話を合わせて聞いているけど、いつもいつもその話題。さすがにちょっと』
人との距離感に気をつけるのは、ママ友に限ったことではありませんが、表面上だけでもうまくやっていきたい関係性であればなおのことでしょう。”好き”の押しつけには気をつけたいですね。
レアなグッズを活用して、好きな対象をやんわりオープンにする……。運がよければオタク仲間が見つかるかも? 試してみてはいかがですか?
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